学年めぐり 6期
6期(昭和42年卒) 渡辺 文隆

 中味の濃さとか、その後の影響とかいったことを抜きにして、量的にだけで言えば我々が共に過ごした2倍半、10年の歳月が卒業後過ぎてしまっている。

 その間、毎月のように顔を合わせている仲間もいれば、卒業以来全く連絡のつかない仲間も居た。定期的な連絡方法はOB会の催しに参加する程度の消極的な学年であるので、その辺を少しサボッたりしていると「生死さえもさだかではない」状態になってしまう。

 これではいかん、と在京のメンバーが世話役として全員の生死確認かたがた10周年記念行事を企画した。少々時間はかかったが、半年がかりのアンケート、生活状態調査も奇跡的にまとまり、本年10月、仙台付近の適当な場所で、宴会ー芋煮会ーとつないだ「TUWV6期生、卒業10周年記念同期会(仮称)」開催の運びとなった。北海道は帯広から岡山総社市迄、全国に散らばった元仲間も、流石というか相変わらずというか、殆んどが積極的な参加の意志をみせており、初めはオッカナビックリだった世話役一同も今ではキキとして準備を進めている。

 さて、その首尾や如何?
それは次回OB会報で、誰かに報告していただこう。

昭和51年OB会報NO6より抜粋