ワンゲルの新部室と鹿峰荘
 仙台にて 22期(昭和58年卒) 西川 雅明

平成9年12月17日(水)
伊藤道郎に会って「二口OB山行」の話をする

 仙台に出張しました。17日の日中、時間があったので久しぶりに伊藤道郎くん(2 4期)に会って食事をしました。彼はいま仙台の間組にいます。土木技術関係の知識を 生かして営業の仕事をしています。

 来年の二口OB山行の話をしたところ賛同してくれました。土屋とともに彼にも手伝 っておうと思います。彼の話によると、大行沢入り口の「二口山荘」周辺は休日になる と家族連れがやってきてバーベキューで賑わうくらい開けてしまったそうです。樋の沢 に立派な小屋ができたことを考えると大行沢は人通りが多くなったに違いありません。 われわれが山行を行うとすれば「樋の沢」がいいかもしれません。OB山行はアプロー チがしやすい場所が適してるように思います。

ワンゲル部室〜外見は立派になったが室内は昔と変らず

 伊藤道郎くんと別れたあと東北大に向かい、ワンゲルの部室を訪れました。掲示板に 伊田くんが書いているように川内郵便局の前にはいまは部室はありません。扇坂から少 し下ったところに新しい部室棟はあります。写真のように立派な4階建てです。

 ワンゲルの部室は2階の218号室です。訪れたのが13時すぎだったためか部員は 誰もいませんでした。部屋のスペースは以前と比べると少し狭くなったような感じがし ました。ザイルが部屋の中にあるところから推測すると倉庫がないのかもしれません。 もしそうなら大幅なスペース減です。

 本棚には「山渓」や「報告」やマンガが雑然と並んでいました。アイドルのポスター が貼ってありました。昔と変りません。また「貼り紙」で情報伝達を行う方法も昔のままです。時節柄か山行の企画はなく 借金催促のメッセージが目立ちました。

(部室の外見 218号室がTUWV) (本棚には山の資料が雑然と)...
(倉庫がないのか室内にザイルが) (昔と変らない貼り紙)

林荘は「なかった」が鹿峰荘は「あった」

 さて、東北大を後にして昔住んでいたアパートがどうなっているか確かめに向かいま した。

 まずは川内三十人町の「林荘」。ここは昭和57年頃、ワンゲル荘と呼ばれるくらい 多くのワンゲル部員が住んでいました。本郷さん、中峰さん、新井、石川、官野、佐藤 伊藤道郎といったメンバーで居住者の7割を占めていました。入り口で靴を脱いで上が る木造の2階建てで典型的な学生アパートでした。

 いまその場所には別のアパートが立っています。名前も林荘ではありません。「ヴィ ラなんとか」という洒落た名前のアパートです。部屋毎にドアがあり、駐車場もあるこ とから考えると学生ではなく独身サラリーマン向けなのかもしれません。

 次に「鹿峰荘」に行きました。林荘から坂を下って牛越橋の交通公園前から山道を登 る(「坂道を上る」ではない)と鹿峰荘はあります。かつてはこの山道はよく土砂崩れ を起したものですが、アスファルトで舗装されていました。林荘がワンゲル荘だった頃 鹿峰荘には、今は亡き小野里さん、桜庭さんと私が住んでました。家賃月1万円の超安 アパートでした。

 当時でさえ崩れそうなアパートだったので、15年振りに訪れて全く変らずに残って いたことはむしろ驚異です。「鹿峰荘」という表札の表示も昔のままです。電話機も1 階入口近くに設置された公衆電話が共用で使われています。

 ただ昔と違うのは屋根の上にBSアンテナが立っていることです。BSチューナーを もった学生がいるのでしょう。彼は受信料を払っているのだろうか。職業柄、妙に気に なってしまいます。

(すでになくなっていた林荘) (奇跡的?に崩れずに残っていた鹿峰荘)
平成10年OB会報NO29より抜粋