平塚晶人著 『 地図の読み方 』 |
26期(昭和62年卒) 伊田 浩之 |
『2万5000分の1地図の読み方』(小学館、平塚晶人) 登山地図をそろそろ卒業したいという山歩き愛好者に2万5000分の1地形図の読み方の初歩から実践までを講座形式で教えます。別冊地図帳に書き込んでいるうちに、知らず知らずに地形図の読み方が身につきます。 中高年を中心とした山歩き愛好者が急増していますが、初心者は知人に誘われて山の会に入り、リーダーに連れられて山に登り始めることになります。この時点では地形図を読む必要もなく、また地形図 しかし山好きがこうじてくると、会の活動だけではあきたらず、少人数で好きな山に登りたくなってきます。このとき地形図を読める人がメンバーにいればよいのですが、ほとんどは、ガイドブックを頼りに山へ登ることになります。そのため道に迷ったときに現在泣置がわからず、最悪の場合は遭難するというような事態に陥ることになります。 地形図が読めるということは、自分の現在位置を知ることです。現在位置が確認できれば、危険ははるかに軽減できます。ところが、この山歩きに必要な地形図の読み方ぱ、高校、大学の山岳部にでも所属しない限りは 自分の行きたい山に自力で登るためには絶対に必要なことだと知りつつも、中高年の山歩き愛好者には学習する機会も書籍もないのが実情です。そんな山歩き愛好者のため |
平成10年OB会報NO29より抜粋 |