一年を振り返って
8期(昭和44年卒) 佐藤 拓哉・良子
 今年は異常気象が続いた。これは正月山行から既に始まっていた。

 鳳凰三山を目指したのは、低気圧をやり過ごした31日であった。思惑どおり快晴。元旦もよい天気と読んでいたら、なんと吹雪。テントが揺さぷられる。強風の中をどうにか薬師岳へ登る。そして夜叉神峠に向かう2日はまた快晴。峠から北岳の遭難救助の様子がよく見える。

 3月は吾妻ヘスキー登山。この季節の雪は本当に滑りにくい。まるで初心者に戻ってしまう。吾妻小屋の遠藤さんのお世話になり、2日目は土湯温泉に下る。

 5月は例年どおり(まだ2年目だが)立山・雷鳥沢にテントを張り、スキー三昧。天気は快晴、剣御前から剣沢小屋への滑降が最高。ただ、最後の楽しみの御山谷の大滑降は雪が少なく、来年回し。

 この後、相棒がエンストし、1年間のお休み。9月のOB山行は小原さんと、8期の同期会はどうにか二人で参加。

平成10年OB会報NO29より抜粋