鈴鹿山脈 御在所岳
<34期同期山行報告(第3回)>
34期(平成7年卒) 小澤 宏明

 ・期日  平成11年8月13(金)〜15(日) 2泊3日
 ・参加者 大澤、岡田、小澤、都築、軍司さん(都築君のフィアンセ)、米川

 私たち第34期OBは、平成9年以降毎年お盆期間に、「山うなぎの会」と称する同期山行を行っています。初年度は中央アルプス木曽駒ヶ岳、昨年は泉が岳(ただし登らず)で開催されました。そして本年はアクセスの良さ、日本の真ん中であろう等々の理由で鈴鹿山脈の御在所岳で行われました。

 初日の午後、まず近鉄湯の山温泉駅に集合し2泊3日の同期会の幕が開きました。1年ぶりの再会ではありましたが、全然久しぶりという気がしないのが不思議でした。誰も変わっていなかったということでしょう。

 この日は右翼少年も集うような山裾の一般キャンプ場にて、バンガロー宿泊となりました。夜はワンゲル時代の山行では横目で見る以外になかったバーベキューを行い、当然ながら都築カップルの話やら何やらで、とても盛り上がりました。しかし体力が衰えたためか、翌日の話になると「本当に登るの?」というような調子で、経験者か疑いたくなるような状態でした。

 2日目は不評でしたが5時起床で御在所岳に登りました。この山はロープウェーであっという間に山頂まで行けるので内心惹かれながらも、登山道を行くこととなりました。荷物が軽いせいか特に苦労せずに4時間ほどで山頂に到着しました。あいにく霧のかかるような天気で眺望は悪かったのですが、久しぶりの登山を楽しむことができました。(できたかな?)

 帰りはマイナーなルートを通ったため、ガレ場の続く予想外に本格的な山っぽい所を体験できました。下山後は湯ノ山温泉に入浴しましたが、このとき例の神奈川県のキャンプ場で大勢流されたニュースを初めて知ったのを記憶しています。

 夜はワンゲルらしくカレーというシンプルな夕食をとり、初日同様に遅くまでお酒を飲んで過ごしました。最終日は四日市で反省会を行い、皆の健康・活躍・良いニュース、来年の再会を誓って解散しました。

 年々参加者が減っていて今後継続できるか危惧しています。細々とでもよいから続けていきましょう。来年は米川君よろしく!

平成11年OB会報NO30より抜粋