幾久会(第4期)35周年記念同窓会
4期 (昭和40年卒) 平塚 征英

 35周年記念同窓会は、10周年の泉ヶ岳、20周年の秋保温泉、25周年の宮城蔵王、30周年の作並温泉に引き続き、新緑の鎌先温泉「木村屋旅館」において、平成12年5月27日に開催した。蔵王訓練合宿の時に不忘山から下山し、硯石から長いバス道を歩いた後で、やっと着いた鎌先温泉で、八木が入湯料を値切って温泉に入った経緯があるとの理由である。 

 当日は白石駅から一緒になった八木夫妻と旅館に着くと、カウンターで及川から声を掛けられ、前日午後に蔵王温泉から地蔵・熊野と歩いて刈田避難小屋に泊まり、南蔵王縦走してきた小原を途中の道路で拾ってきたとのこと。

 次が車で来た鈴木夫妻と白井。鈴木は白石城や弥次郎のこけし工房に立ち寄り。送迎バスでは野村・緑川・久保田・平塚夫人が到着。関川夫妻は松島の方を回ってきたとか。宴会が始まる前に2部屋のビールはほぼカラッポ。

 宴会開始予定になっても竹井が到着しない。心配になって九州の家へ電話してみようとしている所にタクシーで竹井が着く。

 乾杯の音頭は前回と同様に元主将の関川に。近況報告では、第二の職場・健康に関することが多かったのは前回以上であり、今回は奥様が4名だったので、竹井提案の旦那の採点まで含まれた。

  近況報告が終わってからは、昔話に花が咲き時間を忘れる位だった。宴会はかなり時間超過で、仲居さん達がやきもきしていたが、中締めは他では考えられないような鈴木によるクズランコと一本締め。

 二次会部屋では持ち込みの山菜料理(シドケ・山ウド・ミズ)もあり、宴会場で余ったビールと焼酎の他に八木・野村から差入れの焼酎・ウィスキーなどふんだんにあった。

 二日目は大荒れの天気予報のため、蔵王お釜観光は危ぶまれたが決行、途中バスから残雪の不忘山付近は良く見えたが、刈田の有料道路入り口では完全なガスで、もう30分早ければ見えたとか。終点の駐車場では殆ど何も見えず風も強い。取りあえず馬の背へ行き、お釜を見ようとするが何も見えない。それでも写真を撮るだけは撮ってレストランへ早々に退散する。熱いソバ・おでん・玉コンニャクで昼食。昨夜あれだけ飲んだのに、ちゃんと酒とビールの注文を忘れない人が居たのはさすが。

 途中コマクサ平で下車。ガスは無いものの風はまだ強い。 次は滝見台で下車。三階滝と不動滝が良く見え、ここで記念写真。女性陣からの白い花の名の質問に対し、”森林インストラクター”緑川の回答(ど忘れで直ぐには出なかったが)マイズルソウは正解でした。ピンポン!

次回は40周年(5年後の2005年)です。長生きして集まろう!

平成12年OB会報NO31より抜粋