夫婦で登った九州の山
11期(昭和47年卒) 秋田 修
5月2日(水) 羽田AP-大分AP-(レンタカー)-尾平
 祖母山麓尾平青少年旅行村泊:廃校を利用した宿泊施設で教室を改造しただっだ広い部屋に二人きりで宿泊。夕食はイノシシ鍋がでて、これは結構美味しくて何杯もお変わりをしてしまった。 我々以外は中高年の登山グループが賑やかに宴会をしていた。
5月3日(木) 祖母山登山
 何とか天候にも恵まれ順調に山頂までたどり着いたが、せまい山頂は人で埋まっていた。なんと山開きの当日でこれらから山開き式が始まる直前だったのです。やぶかげでは神主が衣装替えをしている最中、幹事役が登山者名簿の記入を大声で指示、登山記念のバンダナの配布等々騒々しい限りだったので、名簿への記入、バンダナの入手をして早々に山頂を退却。

 下山後、青少年旅行村に戻り風呂で汗を流し久住高原まで移動。久住高原では安い宿泊所を確保できずホテルを予約。夕食は本格的フランス料理で久住山を望みながらワインを傾けるちょっとリッチな気分を味わう。朝食時間が遅いので、久住山登山に備えて朝食に変えて弁当をお願いしたところ怪訝な顔をされたが何とか対応してもらえた。
5月4日(金) 久住山登山
 峠に車を駐車(駐車場は広かったがほぼ満車状態)して久住山を往復。天候もまずまずでトレッキングを堪能。下山後、宿泊先の黒川温泉へ移動。旅館は満員で黒川温泉の唯一の民宿へ。まわりの温泉旅館にかこまれた民宿は前日のホテル泊もあり少しわびしい。黒川温泉は温泉旅館の露天風呂巡りができるので食事前にめぼしい露天風呂3軒を家内と二人ではしご。それぞれに趣向をこらした露天風呂でこれは充分に堪能。
5月5日(土) 由布岳登山
 当初は予定に入れてなかったが、車から見た由布岳の容姿が魅力的だったのと、家内の体力もまだ残っていそうだったので行きがけの駄賃で由布岳登山を敢行。ずっと登りが続くが歩きやすい道で無事双子峰の鞍部まで到着。双子峯は結構スリリングな登りでこれも堪能。湯布院温泉で汗を流して大分空港まで。家内は東京へ、私は単身赴任先の東広島市へと別れ別れに。
( 付 録 )

 今年は九州登山以外に9月22日−24日に、家内、次男と北岳、間の岳を登頂。この3日間は雲一つない好天で、北岳肩の小屋泊では山嶺に沈む夕日と山嶺から出る朝日を拝むことができた。北岳、間の岳山頂での360度の景観はすばらしかった。北岳はワンゲル3年の夏合宿での行程最後の山だったので約25年ぶりの山頂は感慨深いものがあった。

 今年の年賀状は富士山をバックにした北岳山頂の写真を使ったので年賀状を受け取った方はそれを見てください。来年は宮之浦岳をぜひ登ってみたいと思っています。

平成13年OB会報NO32より抜粋