今年もGWに真昼岳に行ってきました。尾根筋の残雪が少なく、北上線の「ゆだ高原」駅から県境稜線を北上する予定を一部変更し、稜線を見ながらただひたすら山沿に農道をテクテク。
1日目は、牧場の脇で1泊。2日目は里道から沢沿いの林道、そして「女神山」で稜線に取り付きました。1000メートルに満たない小さな山ですが、名前といい、形といい、素晴らしい山でした。ここから稜線の残雪を辿って、真昼岳まで。途中、何十年ぶりかで、しんどい藪こぎをやらされました。特に、去年ビクビクしながら雪の壁を上下した真昼の南急斜面で、今年は刈り払いの道を逃してしまい潅木混じりのひどい藪をしばらく登りました。風が出てきたので真昼の山頂の小屋に泊まる。
3日目の朝は海老の尻尾が時々強風に飛ばされて小屋の屋根を激しくたたき、ガスで先が見えない悪条件のため停滞。4日目の朝、やはりガスのため前進を諦めて、秋田側の登山道を下る。今度は秋田側の農道を山に沿って北上。天候も好転してきたので、再び川口川沿いの林道に入り稜線に向かう。林道終点にザックをデポしてサブで廃鉱跡から廃道と藪を辿って稜線へ。残雪の稜線を2キロほど北上し、またもや藪と時間切れのためバック。
5日目は林道を引き返し、農道に戻って山に沿って北上。薬師岳、和賀岳の登り口、真木渓谷の入口までテクテク。
実はここで、八幡平から安達太良、飯豊まで朱線が一本でつながりました。40年かかりました。しかし、稜線は今回歩けなかった部分など一部がまだ未踏破で残っていますが、焦らず、のんびり埋めていきましょう。
自宅に戻ってきたら、エーデルワイスが咲き始めていました。
今、我が家ではエーデルワイスが真っ盛りです。といっても4鉢ですが.....鉢ごとに個性が出ています。大きな花が咲く鉢、小さいけど、これがよく写真に出てくるエーデルワイスと主張していつやつ、いろいろです。
こうなってくると、早池峰薄雪草を見に行かなければならない気分になってきました。昨日、地図を買ってきてしまいました。さて、いつにしようかな?
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