近況報告
27期(昭和63年卒) 平塚 晶人

 学校を出て2年目の89年に、都岳連加盟の徒登行(ととこう)山岳会に入会し、以来、そこで山登りを続けています。沢を中心にやっていますが、今年は岩に取り付く機会が多く、一ノ倉中央カンテ、北岳バットレスDガリー奥壁〜中央稜などを登りました。

 仕事はノンフィクション・ライターをしています。山関係では、98年に、「地図の読み方」(小学館)という、読図のノウハウに関する本を書きました。使用した2万5千図はニ口のものばかりになってしまいました。ワンゲルの共有財産である地図読みのテクニックを勝手に公表してしまい、OBの皆様には申し訳なく思っております。

 文筆のジャンルはスポーツが多いのですが、次作は久々に山物です。来年の4月ころに、文藝春秋社から、昭和24年に北鎌尾根で遭難死した松濤明氏と、昭和30年代に「第二次RCC」というクライマーの団体を主宰した奥山章氏の二人の登山家の足跡を追った単行本を出版します。タイトルは未定ですが、「アキラからの遺書」といった類になると思います。本屋で見かけましたら、どうぞ手に取って見てください。OBのみなさまの山行が、今年も安全なものであることを願っております。

 岳人10月号を見ていたら、平塚晶人さんが写真入りで載っていました。(8期佐藤)

平成15年OB会報NO34より抜粋