木曾駒ケ岳登山
6期 (昭和42年卒) 加藤 邦明
 2006年は木曽駒ケ岳へのつもりが開き直って三ノ沢岳に行った。2007年は再挑戦をして木曾駒ケ岳へ登った。

1. 木曾駒ケ岳

 2007年9月5日(水)、菅の台からバスでしらび平に到着し、ロープウェイに乗り換えた。標高2,612mの千畳敷で登山カードに記入し、準備体操の後に登山開始とした(8時45分)。駒ケ岳神社に登山の無事をお祈りして、高山植物を写真撮影しながら、尾根まで登った(9時26分)。

 夏の盛りも過ぎたのか、宝剣山荘と天狗荘はドアが閉まっているようであった。尾根道には、“コマクサ増殖工事”なる看板があった。中岳を通過して標高2,956.3mの駒ケ岳山頂に到着した(10時13分)。山頂には一等三角点があった。北東の駒飼池のあるカールからガスが湧き上がってきた。下るほどに、70歳から80歳の方々と思しき10数名の団体にすれ違った。皆さん元気のお印のような方々であった。ロープウェイ駅に戻った(12時05分)。菅の台四季前でバスを下車し、道路向かいの「こまくさの湯」で一息ついた



2. 三ノ沢岳

 2006年9月27日(水)は千畳敷を8時40分に出発した。黒雲母花崗岩を踏みしめながら、極楽平に到着した(9時10分)。宝剣岳(2,931m)−中岳−木曾駒ケ岳へと続く山稜の出発点であった。目前を見れば、宝剣岳へはガレ場を踏んで、鎖伝いの岩場で、足元スースーのルートとなっていた。高所恐怖症の身分としては、危険回避で、駒ケ岳に行くのは即諦めた。気持ちを入れ替えて、目指した三ノ沢岳三等三角点に到達した(標高2,846.5m:11時28分−12時00分)。登山道は右からの寒風が気持良かった。千畳敷へは14時00分に戻った。

平成19年OB会報NO38より抜粋