TUWV 卒業30周年OB山行 第9弾
( TUWVの庭、二口周辺の散策 )
9期(昭和45年卒) 富川 正夫
 厳しかった訓練合宿、気ままなフリー山行、どっぷりつかつた二口山塊はTUWV時代の原点である。

[参加者]
8期 : 前田夫婦、根岸夫婦、濱さん、水上さん、中里さん(7人)
9期 : 伊藤夫婦、片野夫婦、桃谷夫婦、富川夫婦、川田さん、原田さん、藤中さん(11人)

 9月1日、秋保大滝にて集合し、二口温泉磐司山荘着。あいにくの小雨であったが翌日の足ならしをかねて、裏磐司(大行沢沿いの大東岳南側)の散策に向かう。沢ぞいの緑が心地よく、フジバカマ、ウメバチソウ、ゲンノショウコなどの草花を見ながらじつくり散策した。磐司山荘で温泉に入り、飲み会及び歌声会で盛り上がった。根岸さんが「山の愛唱歌集」とGIGAビートの伴奏つきを持参しみんなで熱昌した。二次会では、来年は泉か八が岳周辺とかの候補があがった。

         

 9月2日朝藤中君が合流した。卒業以来で、そのヒゲならイスラムの世界でも通用すると思われ位変身していた。相変わらず小雨なので車で二口林道をまっしぐら。表磐司を展望出来る所で、停車。あんなに木は生えていなかつたとか、あの岩にのって写真をとったことなど、みんな思い出話でにぎわっていた。車止めがあり、林道を歩き始めたが、昔歩いた旧道は全く見つからなかった。小1時間程で二口小屋に到着した。

 小屋の佇まいは昔も今も変わりなく、とても懐かしく思った。小屋でお茶を飲みながら、思い出話に花を咲かした。小屋の記録簿をみると2、3年前、小原さんや佐藤拓哉夫婦が利用しているのが分かった。懐かしい二口小屋の前で記念撮影を撮り、一部の人は二口峠に向かった。曲がりくねった林道を50分程で二口峠に到着、峠自体は昔の面影を残していた。花を見ながら、また、おしゃべりしながら下っていると、先行した川田君らが鉄製の車止めまで迎えに来ていた。あっという間に磐司山荘に到着し、来年の再会を楽しみに散会となった。

      二口小屋の前で
平成19年OB会報NO38より抜粋