鳥と川と森
2期 (昭和38年卒) 多田 恒雄
 1963年3月卒業以来、茨城県日立市に生活の根拠をおいています。日立製作所で、製鉄機械を製造し、客先で据付試運転まで纏める仕事をしていました。世界を相手にしての仕事で、オーストラリア、スペイン、ブラジルなどに合計7年近く滞在しました。いろいろの苦労がありましたが、学生時代に培ったワンゲル精神で乗り越えてきました。

 退職後は、「野鳥」「河川」「森林」の3本柱で自然環境の中にどっぷりと浸りながら環境保護活動に取り組んでいます。環境保護は個人の力では、ほとんど何も出来ないので、行政の力を借りるように行動しています。県の自然環境保全審議会委員、鳥獣保護員、環境省自然公園指導員など10指を超えるカタガキ(いずれも現金収入には余り関係ない)を駆使してのボランテイア活動です。

 「野鳥」では、日本野鳥の会茨城支部の副支部長として主に行政との渉外を担当しています。個人的には、国内は勿論、東南アジア各国、豪州、中米、北米等でバードウォッチングを楽しんでいます。

          

 「河川」は地元の1級河川「久慈川」の流域1500平方Km(30Km×50Km)をフィールドに源流から河口まで野鳥と森林を追いかけています。地元の「鮎川」では仲間と毎年サケの稚魚を育て、子供達と放流しています。

 「森林」では住域に隣接する165 haの森林公園に「森の自然学校・助川山保全くらぶ」というNPO団体をたちあげ、理事長として森林整備ボランティア活動を実践しています。刈り払い機、チェンソー、林内作業車などの講習も受けてプロの木樵並み?の山仕事をしています。また、茨城県森林ボランティア団体連絡協議会副会長として、これまた、結構忙しい仕事をこなしています。

 「野鳥」「河川」「森林」は小中学校の総合学習やコミセンの老人学級のテーマにも取り上げられるので、月に2〜3回は学校の先生やら、講演会の講師の依頼があります。

          

 以上が私のワンゲル生活です。高い山に行くことはできなくとも、近隣の自然環境の中に飛び込んで行くと、結構、楽しい人生が送れると考えています。

 最後になりましたが、2008年の「ワンゲル創部50周年記念行事」は、実に楽しい行事でした。昔の仲間と一緒に、また泉ケ岳に登れるなんて、当日は、1日中、夢の中にいるようでした。幹事の皆さん本当にご苦労様でした。そして有難うございました。
平成20年OB会報NO39より抜粋