実行副委員長を担当して
TUWV50副実行委員長 4期 (昭和40年卒) 平塚 征英
 TUWV創立50周年計画に関する私の最初の文書は、奇しくも日付が昨年の10月3日で、本チャンの10月4日5日の丁度一年前でした。夏に3期先輩が来仙し、“50周年をやるぞ!”と言われ、5期瀬尾さんがまとめたものを編集し、同期の関川の来仙時に相談した時の資料です。この頃には既にネットで福井大学WV部や広島大学WV部の創立50周年事業の事を調べていたようです。結局は新橋亭新年会で私が説明すべく、同期の小原がOB会長らしいので、相談することになった。

 在仙中の16年間はもとより、在京時代も新橋亭新年会には参加したことはなく、当日は店を行き過ぎてしまい場所を探すのにも苦労したような始末でした。

○ 実行委員の役割分担
 1月25日新橋亭新年会において、後藤実行委員長ほか数名が実行委員に指名され、その後のメールやりとり、会議等によってメンバーの追加と役割分担が決定されました。

  【統括】後藤、平塚【祝賀会】佐藤(敦)、青木、真尾【記念登山】瀬尾、桜、桃谷
  【記念企画】小原【会計】伊田、利根川【コミュニケーション】利根川【記録】渡辺
  【若手支援】多田、草野、曽我、原田、生野、大窪【OB会事務局】佐藤(拓)

○ 連絡と会議
 実行委員間の連絡はメールで行うことになり、25日以後は戸惑う程のメールが飛び交いました。真尾委員から、“酒のない席で早急な打合せ”の提案があり、仙台第1回実行委員会は新橋亭一週間後の2月1日に開かれました。瀬尾委員からは、“委員会終了後には何か予定ありや?”との質問があり、“ハナキンでもあるし、大役を果たした?後だから、何かやろう!”との事で、会議後の会食(学割あり)が定例化し、今では死語となったノミニケーションが非常に有効だったと考えています。

 東京では、2月18日に利根川委員の東京出張にあわせて第1回会議が開かれ、仙台会議の資料を基に討議が行われ、創立50周年記念行事の基本的な方針が定まりました。

 仙台での会議はそれぞれの節目毎に、第2回(6/19)、第3回合同(7/27、小原・青木委員来仙)、第4回(9/16事前最終)、第5回(10/21事後反省)、第6回(11/27記念品贈呈式)と言う具合に、会議後の楽しみの方が強い人が多かったせいか、良く集まりました。メールのタイトルから委員の間で討議した主な事項をピックアップしてみました。色々ありました。

    ・ 創立50周年はいつやるか、2008 か 2010 か?
    ・ 「報告」の電子化、記念企画「写真披露」と「50年の歩み」
    ・ 祝賀会のあり方。ざっくばらんな会・式典色。会費どうする。
    ・ 記念品贈呈…一番モメましたね。

○ 案内
 OB会員の皆さまへの案内は、最終的には3月、8月、9月の3回行いました。メールアドレスの整備を始めとし、一斉配信は全て利根川さんにやって頂きました。特に8月の第2回案内は、会費納入が主目的でしたので、しつこい位の督促もあった(と同期の誰かが言ってました)ので、開催期日前までに会費納入を完了出来ました。

○ 記念祝賀会と記念登山
 これについては、皆さまご存じのように、いずれも大盛況で“非常に良かった”と皆さまからメールを頂いております。直接担当された真尾委員と瀬尾委員の報告を参照下さい。

○ 記念品贈呈
 私は計画の当初から、50周年記念行事の記念企画として記念品贈呈を行う事を考えておりました。これは福井大学WV部HPの影響が大きかった事もありますが、若い人が困っているなら援助してやろうと単純に考えていました。途中で委員の間で意見の相違もありましたが、最終的には現役に喜んで貰えるような贈呈が出来て良かったと思っており、実行委員の皆さまと参加者皆さまに感謝致しております。

 11月27日には、山用品のサンライフ*2階において、記念品贈呈式と称して、副委員長から現役の大窪新主将に現物の贈呈を行いました。その後は定例となったトンチャン白頭山での慰労会でしたが、初参加の現役も多く、今のワンゲル活動が、如何に金が掛かるかを知らされた次第です。(残念ながら、サンライフは来年1月末をもって店じまいだそうです)

○ 記念企画
 部誌「報告」の電子化については、今回の計画より前に提案があったようですが、紆余曲折はあったものの、小原委員の指示のもとに、特に伊田委員ほかの手弁当により欠号以外は全てpdf化が完成し、現役HPで閲覧できる状態が実現できました。せっかく電子化したのですから、現役を初めとする皆さまの積極的な活用を期待します。

○ おわりに
 今回の実行委員会では、若手委員と一緒に討議して計画を進められたこと、現役との交流が出来たことが、私個人として最も大きな収穫だったと考えています。若い人から、“最も苦労した人が、最も満足感が得られる” などと言われ、その気になってしまったのも良い思い出となりました。

 仙台では、3月には新卒業生のOBとしての歓迎会が定例化しております。この他に5年ほど前から、仙台シニアOB会と称して、3期から8期位の連中が忘年会とか新年会をやっておりました。

 今回の新旧の交流を機会に、シニアの名称を外して皆さんが参加できる仙台OB会が暮れや正月に開催できるようになれば良いと考えております。

平成20年OB会報NO39より抜粋