TUWV50周年記念祝賀会を担当して
TUWV50実行委員 7期(昭和43年卒) 真尾 征雄
[どのような記念祝賀会にするか]
 2月1日の仙台での実行委員会で、平塚征英副委員長(4期)が示した記念行事の全体像をたたき台に討議し、どのような記念祝賀会にするか共通の認識ができた。

    @ 参加者同士のコミュニケーションを図れるようにする。
    A 会費を1万円におさえ、大勢の方が参加しやすくする。
    B 50周年の記念として、思い出に残るものとする。
    C 青春時代を過した懐かしい仙台での開催に相応しい会とする。

[規模と形式]
 当初参加者数を100名と想定して会場選びをし、ホテル白萩を予約した。メールで出欠を打診したところ4月21日には推定180名となり、さらに増える可能性もあるので着席で210名収容可能な仙台サンプラザに変更。最終的に220名の参加者となることで、高齢の方には着席で若い方には立食とする折衷方式とした。結果論であるが、折衷方式は一体感をもたらすことと、コミュニケーションを図る上でよかった。

 利根川敏委員(22期)が部員のメールアドレスを早急に整備し、参加者数を早く掴めたおかげで、祝賀会の企画がスムーズにできた。

[式次第とタイムスケジュール]
 16時の受付開始から20:30 の中締めまで、ほぼ計画通り進むことが出来た。会費を事前振込みにしたこと、個人の席次や撮影時間等必要な情報を記入した名札を渡したこと、カメラ係の事前準備と青木祐二委員(6期)の手際よい進行が大きな要因であろう。ご歓談の途中にスピーチを入れたが、残念ながら私語が多かった。もう一工夫すべきであった。最後に当初の予定にはなかった全員での記念写真撮影を行なったが、雰囲気がよく出ており良かった。

[配布資料]
 参加者がTUWV50周年記念の想い出に残るものをと小冊子にまとめて配布した。50年の歴史が凝縮しており、世代により部員数も山行スタイルも変わってきていることがわかり、コミュニケーションを図る上でも大いに役立った。多田忠義委員(45期)の奮闘によるところが大きい。

[会場と費用]
 会場を仙台サンプラザで行なったが、2 つのホールを控室として無料で借りられたので、開場前の談笑や映像やアルバム閲覧等非常に役立った。

 宮城県の日本酒と牛タンや芋煮等仙台に相応しい料理を用意したが、日本酒は大量追加、料理も追加注文をするほどであった。美味しく飲んで食べていただき良かった。

[アトラクション等]
 渡辺勝宏先輩(2期)による「くずらんこ」には、知っている人には学生時代を思い出し、はじめて聞く人にはびっくりして、全員が大笑いした。最後に全員が円陣を組んで、現役生野達也主将(48期)の指揮で学生歌・部歌を斉唱した時、1 期生から51期生まで参加者全員が一つになった。時代によっていろいろ変わっても、TUWVの精神は変わらぬ思いがした。

[記念品贈呈]
 多くの方々が参加いただいたおかげで、コスト面で余裕が出来た。今の現役は部員数が少ないため部費が少なく、装備品の購入にも苦労しているとの事であった。後藤龍男委員長(3期)が出席者の賛同を得て、テントと火器(総額220,730 円)を贈呈した。

 現役にはOBの熱い思いを受け止めて、活動を活性化させ、いつまでも存続させて欲しい。

TUWV創立50周年記念祝賀会
平成20年OB会報NO39より抜粋