TUWV卒業40周年OB山行 第10弾
懐かしい笹谷峠を訪ねて
8期(昭和44年卒) 根岸 巌
 ワンゲラーとしての初舞台、踏みしめた大地、見つけた場所は思い出がいっぱい。

[参加者]
8期 : 相原夫婦と娘さん、前田夫婦、根岸夫婦、濱さん、守護さん、中里さん ( 10人)
9期 : 伊藤夫婦、片野夫婦、富川夫婦、桃谷さん、原田さん、( 8人)

 9月6日、蔵王ハートランドに集合、あいにく小雨が降ったり止んだり、先ずは昼食、酒、漬物、から揚げ、梨といっぱい出てきて宴会が続き、天気のせいにして、動きそうにない。

 相原が午前中は山の上は晴れていたという情報と、宿は3時半以降しか入れないという事で、御釜に向けて出発、もちろん車で。ハイラインの駐車上はガスで何も見えない、幸い雨が降っていないので刈田神社にお参り、しばらくして御利益があったのか、雲が切れ御釜が顔をみせた。ワンゲルの縦走で、霙交じりの強い風と雨の中で見た御釜は大きく吸い込まれそうという思い出があったが、今回は可愛らしい姿であった。神様に感謝して、今日の宿、青根温泉に下山。

 旅館には、直行組の守護、中里さんが待っていた。早々に温泉に入ると、源泉掛け流しのあっちっち、水でうめて、じっと浸かって疲れを取る。食事はフォアグラ、米沢牛、松茸、岩魚、アワビ、ウニなど、旅館の印象と違い高級な品揃えでした。

刈田岳


 このパーティは登っている時も、食事の時も、いつも誰かがしゃべっていて話題が尽きません、ですから、宴会、夜の団欒が無いなんて考えられません。最初、宿は峨々温泉にしようとしていたのですが、宴会禁止という事で青根温泉になりました。夜は、3階は我々メンバーしかいないという事で、一つの部屋に全員が集まり、酒と、つまみを持ち寄り、宴会スタート。仙台の思い出、ワンゲルに何故入ったか、・・桃谷が「下宿に前田さんが居て、そこから私の人生が狂って来た」と言えば、前田が「勝手に自分で狂っておいて、人のせいにするな」と切り返し、掛け合い漫才が始まります。話題も次々と変わるので酔って眠たそうにしていると、突然、夫婦の馴れ初めは・・なんていう話題が降ってきます。そして、あっという間に11時を廻ってしまい、就寝。今回は小笠原が出席出来なかったため、守護と小笠原の話が聞けなかったのは残念、二人のボケとツッコミは芸の域に達していると思います。

 岡崎旅館には明治時代に建てられた湯治用の宿泊施設が別棟にあり、自炊は1,900円、2食付でも3,900円と書いてあります。誰か泊って感想を報告して下さい。

 9月7日、予定では蔵王熊野岳でしたが、きのう見たし、外は雨だし・・仙台在住の守護の提案で笹谷峠に決定。笹谷峠は、昔は車道など無かったが、国道が通じて山形へ抜けられ、周りの木も大きく成長しています。ハマグリ山に登頂開始、雨は小降り、最初は緩くて広い道でしたが、すぐに狭くて急な登山道に、しかも雨でつるつる、前に進めなくなり、撤退。今度は笹谷峠から南下し、雁戸山めざして、八丁平を有耶無耶の関跡や六地蔵、尼寺跡などを見て、笹谷峠を縦走?

 笹谷峠の思い出は、何時も残雪が有り、朝夕のゲロ洗いで、沢がずっと下にあり、沢の水が手を切るように冷たかった事。天気の悪い時、ユニフォームだけしか着させてもらえず、震えていた事、一本の時、先輩から声を掛けられてもうなずくだけで何も答えられなかった事。天気の良い時、雪がまぶしく、汗をかいた体に風が心地良かった事、残雪の上をポンポンと駆け降りた時の爽快だった事。

 昼になったので、山形工高の避難小屋を借りて、昼食。皆なから、名古屋名物ういろう、自家製ウメジュース、ドリップコーヒー、ミニラーメン、チョコレート、そして酒も出てきて宴会。一升瓶もとうとう空。 このまま別れるのでは寂しすぎるから、帰り道、うどん屋さんを見つけ食事。そしてお別れ・・みんなの頑張っている姿から元気をもらいました、ありがとう・・来年また会いましょう・・「さようなら」。

雨の笹谷峠
平成20年OB会報NO39より抜粋