2009年の山行を振り返って
45期(平成18年卒 ) 佐藤 賢一
【 2009年の山行目標 】

 個人的に今年は北アルプスの「常念岳」と戸隠連峰の「高妻山」に登ることを目標としていた。
「常念岳」は、高校時代に山岳部の顧問から「北アルプスNo.1の名峰」と薦められたものの、TUWV現役時代には登れずに終わっていた。「高妻山」は、昨秋の縦走好きの集いで行った「日光白根山」の打ち上げ中、お店にあった百名山の本でふと目に留まった山である。「高妻山」ときいて百名山と指摘できる人は部内でもそういないと思う。これが、「マイナーな百名山をハントする」という縦走好きの集いの目標と一致し、行くことを決意したのだった。結果、高妻山は参加者の予定が合わず、中止となってしまったが、その他に行った山も含め、近況報告を兼ねて今年の山行をごく簡単に紹介する。

【 常念に向けて 】

 ワンゲル1年生以来のアルプスになるのだが、ここ数年は年に1,2回程度しか山に登れず、体力に不安があったこと、もう1つの趣味である野球を張り切りすぎて、昨年から少し左足首を痛めていたこともあり、心身の調整も兼ねて、練習山行は頻繁に行なった。

 GWには、いつもお世話になっている1つ上の吉村さんから「どこか行かない?」とありがたいお誘いがあり、行きたかった山の1つ「皇海山」に行くことができた。近年新たに整備された日帰りルートではなく、従来のやや上級者向けのルートをチョイス。修験道ならではのなかなか急峻な登山道に四苦八苦しながらも、2泊3日というリハビリにはちょっと激しい山行を無事終えることができた。

皇海山の頂上にて

 その後も、世界遺産が眼下に広がる「白神岳」、秋田の名峰「森吉山」「太平山系」、訓練合宿以外では行ったことがない「二口山塊」など、気の赴くまま山に出かけ、心身ともにリハビリに励んだ。

森吉山への残雪道


【 いざ常念へ 】

 数ヶ月前から一緒に行ってくれる仲間を募集し、4人の仲間が集ってくれた。学年も身分もバラバラであるため、3日間(8月29〜31日)しか確保できず、常念岳をピストンするだけの山行になってしまったが、みんな久々のアルプスなため、割と賑やかだった。

 当日は、どんよりとした空模様だったものの、比較的楽なルートだったこともあり、「小屋までは」あっという間に到着。しかし、そこからが正念場だった。普段なら、かなり高く遠くの山頂でも「登ってみると意外とすぐ」という認識だったのだが、常念に関しては「すぐそこなのに、まだ着かない ・・・」と個人的には息も絶え絶えになりつつピークを目指し、小屋からの予定タイムを大幅にオーバーしての登頂となった。ピークでは思っていたよりも好天に恵まれ、時折、太陽も顔を出し、360度の絶景とはいわないまでも、135度くらいは景色を拝むことができた。もし、晴れていたら槍〜穂高の急峻な稜線や、蝶ヶ岳〜常念〜燕岳と続く「空中散歩」の稜線を拝むことができだろう。顧問が「北アNo.1」と絶賛していた理由もうなずける。

135度くらいの展望(アルプスっぽい山容)
常念岳に登頂


 前夜祭で飲みすぎたのか、スタート直前に嘔吐、山行中はずっと頭痛に悩まされるという完全2日酔いで山行に臨んでしまったのが、かなり山に失礼だった気もするが、荷分けはもちろんのこと、一緒にいったメンバーに悟られることもなく完遂できたのは、「辛くてもがんばる」という現役時代の2次新の効果かもしれない。

【 まとめと感謝 】

 本来、高妻山に行く予定だった「秋の縦走好きの集い」も昨年で5周年を迎え、今年が10周年に向けての第一歩だったのだが、今年は小休止。来年度は、自分と直接関わりのある後輩たちもいよいよ社会に飛び出すことになる。同じく新たなスタートとして、2010年に6度目の集いを開催するのもいいんじゃないか・・・ということで、一度出しかかった企画だが、もう少しだけ胸中にしまっておこうと思う。

 最後にメンバー紹介も兼ねて、自分の企画に乗ってくれたみなさんに感謝いたします。


・皇海山 5月4日〜6日(2泊3日)
      44期:吉村雄祐 佐藤出 47期:鹿嶋寛文

・二口山塊 大東岳〜南面白山〜樋ノ沢 5月23日〜24日(1泊2日)
      45期:多田忠義 47期:蔵本明 森田ゆずか 部外:鈴木博子

・常念岳 8月29日〜31日(1泊2日)
      45期:多田忠義 47期:蔵本明 森田ゆずか 48期:宮地俊騎

・高妻山 10月31日〜11月1日 (結果行けなかったけど、参加表明サンクス!)
      46期:曽我夏深 47期:蔵本明 森田ゆずか 48期:宮地俊騎 (敬称略)

 以上のみなさま、本当ありがとうございました。今年、一緒に行けた方も、ご無沙汰になっている方も、来年、ぜひ一緒に遊びに行きましょう!!

平成21年OB会報NO40より抜粋