山行きも弛んできました
4期 (昭和40年卒)大東磐司こと小原佑一
 今年を振り返ると、「山に行かなかったナァーーー!」 ついつい、出かけるのがおっくうになって、・・・・・

 日頃は勝手気ままにのんびり独りで山に居るだけで満足している自分ですが、今回は縄文杉を見たいという中学高校時代の仲間に誘われて5月の連休が終った梅雨の初めに行ってきました。

 まず驚いたこと。ほとんどがガイドとおぼしき人に追い立てられて、ただ黙々と歩くグループ。現役時代の訓練合宿を思い出してしまいました。原生林を楽しむというより、何とか早く目的の縄文杉を見るためだけに歩く。今年、北海道で起きたガイド付きパック登山の遭難事故、何となく分かるような気になってしまいました。

 山から下りれば温泉とお酒。潮がひいているときにだけ現れる海中温泉が屋久島の海岸の岩場にあります。潮が満ちてくるとき入っていたらどんなか気になって、わざわざ早起きして行ってきました。海岸の岩場に作られたいくつかの湯船(岩で囲ったくぼみ)にだんだんと海水が流れ込んできて、浸かっていると上の方から冷たくなってきます。冷たくなると隣の湯船に移動 ・・・・・・

 島で名の知れた酒と言えば、芋焼酎の「三岳」、現地でもなかなか手に入らないようですが、たまたま泊まった民宿経由で入手し、旅行中毎晩一升瓶を囲んで ・・・・

 帰ってきてからはこの民宿経由でお取り寄せ。一升瓶が1ケースどかんと届けられるので家族はあきれていますが、値段はこちらの酒屋の半分、得した気分です。

 夜になると、部屋にこもって飲みながら絵を描いています。

平成21年OB会報NO40より抜粋