2009年 ワンゲル43年卒同期会 乗鞍高原
7期(昭和43年卒) 真尾 征雄
 2008年6月那須で同期会をやった時に、「次回は北アの雄姿を見に信州でやろう。幹事は地元の藤森」と飲んだ勢いで決まった。それから藤森幹事の悩みが始まった。メールでやりとりをするも、仲間からの要求は様々。「アルペンルートを通って富山に抜けたい」、「畳平から大パノラマを見たい」、「記憶に残るような写真を撮りたい」、「3000m級の山を眺めながらゴルフをしたい」「年金暮らしなので安くしろ」、「折角行ってガスでは困る」等々・・・・・・・

 ワンゲル創部50周年記念祝賀会で6期生と話していた所、「乗鞍高原に文科省の保養施設「あづみ館」があり、15名以上集まれば団体扱いで安くしてくれる」との情報を掴んだ。入梅前の6月6日(土)に「あづみ館」集合と決め、参加者集め、様々なオプション計画、車の確保、宿の手配と藤森幹事は多忙を極めた。

 2009年6月6日(土)菊谷・上田・原・石川・村山・国岡・金子・山口の8名は松本CCでゴルフを楽しんだ後「あづみ館」へ。手戸・真尾の2名は乗鞍高原や飛騨高山で写真撮影後「あづみ館」へ。大山・大釜・大木・高橋勝也の4名は松本市内観光後「あづみ館」へ。

 7期生15名が集まり18:30から宴会が始まった。乾杯に先立ち、今年3月に亡くなられた斎藤洋三さんへの黙祷。同期23名で、今まで鬼籍に入った者がいないのが自慢であっただけに、寂しいと思うとともに、ついに欠けはじめてしまったかの思いがあった。

 料理は岩魚の刺身や山菜尽くしと採れたての食材ばかり、特に山菜の揚げたての天ぷらは美味しく、皆大喜びであった。宴たけなわのころ、6期生の野村彰夫ご夫妻が駆けつけてくれた。信州大学創立60周年記念式典の祝賀会を途中で退席して来られたとのこと、感謝!感謝!である。卒業以来はじめて野村ご夫妻と再会した人もいて、話題は学生時代のこと、合宿でのこと等思い出話に時の経つのを忘れていた。「来年の同期会は上田俊朗幹事による北海道」と決まった所で宴会はお開きとなった。二次会は持ち寄った酒やつまみで遅くまで続いていた。



 翌6月7日(日)雲が切れて快晴になる。野村ご夫妻と別れて上高地へ。大正池から河童橋まで梓川に沿って新緑の中を歩く。途中ウェストン祭をやっていた。残雪が残る穂高連峰がくっきり見えたが、「また登りたい」と言う声は上がらなかった。

 松本駅で来年の再会を誓って解散。美ヶ原に撮影に向かうグループ、大町温泉に泊まってアルペンルート経由富山に抜けるグループ、東京へ帰って明日からの仕事に励むグループとそれぞれ散って行った。野村彰夫ご夫妻再会楽しかったです。大変ありがとうございました。藤森英和幹事、同期の様々な注文に応えてくれて大変ご苦労様でした。
平成21年OB会報NO40より抜粋