筑波山行&北茨城アンコウ鍋ツアー
26期(昭和62年卒) 伊田 浩之

 26期は12月4日(土)、筑波山(877メートル)に登った。参加したのは11人中6人(伊田、北村、佐藤、長谷川、平田、森)。3日早朝の大雨から一変した快晴。さすが、関東平野に屹立するだけ名山だけあって、山頂からは新雪を抱いた富士山や浅間山、東京スカイツリーも遠望できた。

 われわれは1991年からほぼ毎年山行を重ねてきたが、今年は伊田が今年6月に心筋梗塞で入院(8日間)したため計画立案が遅れた。しかも、昨年は11月上旬に鳥海山を目指したが、強烈な風雪のため登頂を断念した経験から、「初冬でも絶対登れる山」に決まった。

 集合は午前7時45分、つくばエクスプレスの終点「つくば駅」。ここからシャトルバスが登山口まで30分ごとに出発する。少し早めに到着した伊田は、始発(午前8時発)のバスに乗って待っていたが、北村・長谷川・平田が来ない。携帯に電話すると、「4人でタクシーに乗ることにした」と北村が言う。慌ててバスを降りる。タクシーに登山口までの目安を聞くと8,000円ぐらいだとか。バス(1人850円)のほうが安い、と大慌てで再度バスに乗りこむ。混んでいたが、なんとか座ることが出来た。登山口「つつじヶ岡」までは、約50分の道のりである。大笑いのエピソードはきりがないが、紙幅の都合もあるので省かせていただく。

 つつじヶ岡からは良く踏まれた尾根を登る。コースタイム80分のところを約60分で女体山山頂に着く。子ども連れやカップルなども多い。首を痛めたため、ケーブルカーを利用した森とはここで合流、双耳峰の男体山(871メートル)に向かう。女体山に比べると、コンクリートで固められた山頂は少し味わいにかける。ケーブルカー終点があるコルに戻ったところで、やはり体調不良で登山を見合わせた佐藤と合流する。

(つつじヶ岡9:00――9:30 弁慶茶屋跡9:40――10:07 女体山10:15――10:30 コル――10:40 男体山10:45――10:54 コル)



 ところで、冬の茨城といえば、鮟鱇鍋を食したい。大洗近辺も考えたが、時間はあるし土日の高速料金は安いので、北茨城市・平潟港まで足を伸ばした。掛け流しの天然温泉、新鮮な魚介類に大満足だった。



    ちなみにこれまでの山行は次のとおり。

       91年 火打岳
       92年 西穂高岳
       93年 木曽駒ヶ岳
       94年 白山(雨で登らず)
       95年 御岳
       96年 八ヶ岳
       97年 剣岳(北ア)
       98年 天飾山
       99年 焼岳(台風で西穂山荘まで)
       00年 奥秩父・金峰山
       01年 白馬岳
       02年 甲斐駒(雨のため仙水小屋まで)
       03年 巻機山
       04年 平ヶ岳
       05年 (休み)
       06年 (休み)
       07年 二口(TUWV 卒業20 年)
       08年 蔵王山、泉ヶ岳(TUWV50 年記念山行)
平成22年OB会報NO41より抜粋