もう年の瀬の今では今夏のすごかった猛暑も遠い話しに思われる…、恒例の山行は9月4日・5日、総勢17名で賑々しくまた愉快に行われた。
参加者は 伊藤健/千代、前田夫妻、相原夫妻、根岸夫妻、富川夫妻、
片野夫妻、渡辺、中里、川田、原田そして小笠原。
本隊は福島駅西口に11時半に集合した。川田君は大きなトロ箱を2個ぶら下げてやって来た。川田君はおよそ山行とは思えない普段着のいでたちで、ひやかして聞いてみると、履いているのは通勤革靴ではなくゴルフシューズだった。皆それぞれ好みの弁当を買って、吾妻スカイラインへ出発!!
スカイラインのゲート付近の眺望のよい所で昼食。猛烈な暑さの福島駅にくらべると、高度が高くなった分少し暑さは和らぐ。ここで相原夫妻が合流し、クルマは浄土平・吾妻小舎へ。
吾妻小舎はたぶん現役以来だから、およそ40年ぶりだろうか。クルマはするすると傍らの駐車場に止める。松の巨木を抱え込んだ古びた味わいのある小舎に懐かしくそして感慨を覚えると同時に、ずいぶんと気軽に来ることができるようになったと驚き、そしてこんなに便利になっても古いままの佇まいにうれしくなった!
荷物を整理していると遅れた富川夫妻も到着し、さっそく庭先で宴会となった。川田君はおもむろにトロ箱を開けると、ぎっしりと霜降りの馬刺しが入っている。この辺りになるともう気温は快適で、にんにくをつけて食べる八戸名産の馬刺しはとろりとして美味、ビールは旨いし、辺りは高山の景観がそのままで、奥さんたちの話しもはずんでOB山行ならではの楽しさだ。
小舎の宿泊は他に大阪からの一人だけで、私たちの貸切り状態だった。夕食はそれなりに盛り上がり、それから涼しい夜気の中満天の星空を見たり、ふもとの温泉に行ったりで、吾妻小舎の夜は更ける…
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