アルプス、パノラマの道トレッキング |
5期 (昭和41年卒) 八木 眞介 |
8日はスイス中央山地の縦走で、ヨッホ峠から尾根ぞいに3つの湖を巡るハイキングで、花が咲き乱れた、景観も素晴らしいハイキングであった。 9・10日はベルナーオーバーラント山群を展望するハイキングで、ヴェッターホルンの直下のグローセ・シャイデック峠から、アイガー等の山々と谷を挟んで対岸の尾根の中腹を歩いた。天気も良く、このルート上からは、ヴェッターホルンから、アイガー、メンヒ、ユングフラウ、さらに続くベルナーオーバーラント山群のすべての山々を一望でき、最高の気分であった。この道も花の多い道で、眺望と花とで、素晴らしかった。 11日は昔の通商の道として有名なゲンミ峠を目指すハイキングである。ロープウェイから見る峠越えの道は、垂直に近い絶壁につけられた驚異の道であった。 12日はツェルマットからマッターホルンの登山基地となっているヘルンリ小屋への往復で、ロープウェイで途中まで上がり、そこから岩の多い尾根道をヘルンリ小屋(3,260m)まで登った。登るにつれて大きく迫るマッターホルンの山容は迫力満点であった。 |
13日はマッターホルンの対岸のオーバーロートホルン(3,415m)に登頂した。山頂からは大展望が見られるはずであったが、強風とあられで、展望は全くだめであった。ここでは、野生のエーデルワイスを初めて見られたことが唯一の成果であった。 14・15日はアルプスの真珠と呼ばれるサースフェーをベースに、ミシャベル山群の展望を楽しんだ。地下ケーブルで登る氷河台地ミッテルアリランは夏スキー場もある白銀の世界である。 |
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マッターホルンが迫る | |
ベルナーオーバーラント山群の大パノラマ | |
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パタゴニア難民旅行&ブエノスアイレス観光旅行? (パタゴニア トレッキング 顛末記) |
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5期(昭和41年卒)八木 眞介 | |
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ペリト・モレノ氷河 | |
平成23年OB会報NO42より抜粋 |