8期9期合同山行 第13弾 裏磐梯
平成24年9月2,3日
8期(昭和44年卒) 相原 敬

  8・9期合同の卒業30周年同期会は、平成10年に安達太良で開催して以来13回目を迎えた(何年経っても卒業30周年な訳でして ・・・)。昨年は震災の衝撃から見送られたが、長年に渡って続いているのは、この学年の素晴らしい団結力と見ることも出来るが、一番の理由は面倒見の良い幹事様のご苦労によるところが大きい。

参加者:
 伊藤夫妻、富川夫妻、片野、原田、川田 / 幸英、前田夫妻、根岸夫妻、相原夫妻


今年の集中地は、現役時代には考えも及ばない裏磐梯の五色沼。参加者はOB10人とその連れ合い4人を加え総勢14人であった。JR磐梯熱海駅に電車組、車組が集結して五色沼に向かった。五色沼の入口に手頃な空き地があり、ベンチに陣取ってビールで乾杯しコンビニのランチと再会の喜びを噛み締めたのだった。

今日の予定は特にないので、五色沼の散策に出ることにする。ケンチヨ夫妻はボート漕ぎに熱中していたが雨に降られた。私は体調の優れない富川と茶店で世間話に興じた。何処まで足を伸ばしたか定かではない五色沼散策組が戻るのを待って、ホテル入り。ホテルは五色沼真ん前の裏磐梯ロイヤルホテルだったので這ってでも行ける距離だった。

毘沙門沼にて


 宴会場は他の宿泊客と同室のため、晩餐は比較的静かに粛々と進み、酒量も勢いがなく食事中心。昔の宴会は食わずに飲んでばっかりだったが、歳を重ねると言うことはこういうことなのか ・・・。食後は一部屋に全員集結し、昔話のあることないこと酒の勢いは幾分盛り返しつつあったが、結局は力尽き睡魔に襲われ徐々にメン欠になるのであった。

 宴会を終えて(4名行方不明?)



 一夜明けて年寄りは朝が早い。しかも元気だ。朝食バイキングで腹を満たし前田夫妻は磐梯山に登る勢いだ。ホテルでお別れとなる幸英を囲んで集合写真を撮り、仲良しをモットーとする8+9期なので皆で行動可能な場所を相談した結果、銅沼までと言うことに決まった。スキー場まで車で駆け上がり、磐梯山の爆裂火口を正面に見ながらゲレンデを登った。バッタの大群やヤナギランの群生がみんなを喜ばせる。

程なくして銅沼に到着。爆裂火口と赤茶色の沼の対比が印象的で、しばしランチタイム。原田が作ってくれるカップラーメンと女性陣が剥いた梨を頬張りながら会話を楽しんだ。酒好きの川田もお茶けで我慢しているのがちょっと可哀想だったがまだ10時だった。

銅沼にて

 登る時よりは足並みをそろえて同じルートを下ったが、眼下に広がる桧原湖や湖沼群が綺麗だった。下山後は何処かで食事という計画だったのだが、銅沼のカップラーメンで腹の空き間がなくなってしまい、潔く解散することにした。じゃまた来年会おう。

写真提供 前田
平成24年OB会報NO43より抜粋