パキスタン旅行の思い出
10期(昭和46年卒) 田中 康則

昨年より、夏休は海外旅行をすることにした。今年はヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈が合流するポイントがある、パキスタンから中国西部を旅行した。この秘境の旅は予想外に楽しい旅となった。

8月10日、お盆で混み合う成田を出発。北京経由でウルムチへ。深夜にホテル着。8月11日早朝、ウルムチを出発。K2、ラカポシ、ナンガパルバットなどの高峰群を見渡す絶景の山岳フライトでイスラマバードヘ。いよいよカラコルム・ハイウェイ大走破の旅である。ガンダーラ最大の仏教遺跡群があるタキシラを見学後、大渋滞のなか、途中レストランで夕食後、深夜にペシャムのホテル着。

8月12日、チラスの岩絵などを訪問しチラスへ。初めてのんびりした一日であった。8月13日、ヒマラヤ山脈の西端、ナンガパルバット(8、126m)等を仰ぎ見ながら桃源郷フンザに向かう。途中、ヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈の合流ポイントに立ち寄り、記念撮影。昼食はフンザ地方の名峰ラカポシ(7、788m)のビューポイントで。のどかなひと時を過ごした。

三大山脈の合流ポイントにて ラカボシのビユーポイントで昼食


 その後フンザ地方の中心地カリマバードヘ。バザールを見学した後、ホテルで夕食。8月14日雨の為、予定していた観光を中止し、ミール城、バルチット城などを見学。夜はフンザ地方の伝統料理と民族舞踏を楽しみ、皆で踊り、フンザの夜を楽しんだ。

8月15日快晴。早朝、ジープでドゥイカル村へ。10分程歩くと絶好の展望地であるドゥイカルの丘に着く。風もなく寒くもない素晴しい時に夜明けを待った。朝日が照らし出し、ラカポシ、ゴールデンピーク(7,027m)、フンザピーク、レディフィンガー、ウルタル(7、338)など高峰群の朝焼けを展望した。この美しさと神秘さに圧倒され、それぞれに記念撮影などをして楽しんだ。今回の旅行のかけがえのないひと時であった。
   

ドゥイカルの丘から見たフンザ 朝焼けの高峰群のなかで


 その後はホーパル氷河などを見学。カリマバードを後にした。アッタバード湖をボートで縦断し、上部フンザヘ。昼食後カテドラルの高峰群、バスー氷河などの景観を楽しみ宿泊地へ。パキスタン最後の夜は周辺には何もないバンガロー風の宿で、明日が最後のガイドさんも加わり、皆で思い思いに夕食を楽しんだ。

8月16日パキスタンと中国との国境クンジュラブ峠(4,733m)へ。国境を越え、広大なパミール高原を走り、タシュクンガル(3,600m)へ。

8月17日専用のバスにて、パミール高原を走り、カラクリ湖などで遊ぶ。スバシ峠を越え、中国最西端の町カシュガルヘ。市内観光後、旅行最後の全員での夕食。最終便でウルムチ空港へ。深夜にホテル着。
   

クンジュラブ峠にて パミール高原カラクリ湖周辺

 
 8月18日早朝ウルムチ空港へ。北京で中継。夜9時成田空港着。最終の成田エクスプレスに間に合い、品川から自宅着。楽しい旅行でした。
                          (平成25年11月10日 記)

平成25年OB会報NO44より抜粋