TUWV卒業40周年の二口行き
12期(昭和48年卒) 神山 文範

今年は我々12期が卒業して40年。20周年(二口)、25周年(朝日)、30周年(鬼怒沼)、35周年(TUWV創設50周年と兼ねて泉)と集って山歩きを楽しんできた。今回も、関西在住の雨宮が5月と8月に東京に出張してきた機会に集まって話し合った結果、10月18−20日でささやかだが記念に二口に行こうという話になった。

 18日雨宮、蔭山、松井と僕が無事仙台駅に揃い(半沢は残念ながら都合付かず)、駅東口の半田屋で昼食後(場所も変わり近代化したが同じシステムで安い)、レンタカーで片平(法文1号館が無くなっていたが、図書館は資料館となっていた)、青葉山(なんと土木の建物が大震災の被害で建て直していたが、欅が大きくなり道を覆っていた)、城址(仙台も高層建築が増えた)経由で盤司山荘着。当日の宿泊客は我々のみで、ゆっくり風呂に入って持ち込みの泡盛で宴会。明日の相談となったが、初めからの蔭山に加え、松井は足の古傷で、雨宮も直前のぎっくり腰で樋の沢往復となり、大東登山は僕だけとなった。

19日、僕は8時発で大東に向かい(頂上は霧が出てきて眺望無かったが樋の沢へ少し下ったところで懐かしい南面白が見えた。紅葉はイマイチ)、3人はゆっくりと樋の沢に向かい、樋の沢で11時40分に集中(?)。立派な避難小屋わきで昼飯(盤司山荘の半田屋顔負けのお握りと即席ラーメン)し、大行沢沿いの道を賑やかに散策して仙台に帰ってきた。

さて、夜は楽しみにしていたおでん三吉。実は、仙台の夜は4人では寂しいので(12期は学内紛争が激しい時に川内時代を過ごしたので卒業者は5人)、仙台在住の卒業年次の近い人や、途中退部した仲間も誘っていた。10期の野家さん、11期の近田さん、同期の佐藤(衆介)、富井、渡辺で計9名が集合。また、同期の吉村(現役クライマーで北岳バットレスや御在所の岩場の写真を送ってきた)が写真で参加。雨宮差し入れの森伊蔵で瞬く間に40余年の時を飛び越えて、1年の時の夏合宿の話などに花が咲き、次回は佐藤(東北大教授「牛博士」で鳴子で研究)の退官記念で鳴子に集まろうということになった。

樋の沢にて(H25.10.19)
平成25年OB会報NO44より抜粋