7期同期会 in 佐渡島
7 期( 昭和43年卒) 同期会幹事 (村山貞一・高橋直樹・藤森英和)

7期では毎年旅行を兼ねて各地で同期会を開催しています。 今年は佐渡ヶ島で同期16名が参加し、6月22〜24日の2泊3日で開催しました。 佐渡の魅力は何と言っても「孤島ゆえの自然」、「孤島ゆえの伝承文化」、それに「流刑地にちなむ移入文化の伝承」であり、これらを巡る旅となりました。

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 初日6月22日は ...
 新潟港に集合し、フェリー船中は早速ワンゲルらしく車座の宴会となりました。 夕食後、春日神社の能舞台で挙行された薪能・高砂を鑑賞、あわせて有名な民謡集団・立浪会による佐渡おけさ、相川音頭などの民謡踊り、そして昔から伝わる子孫繁栄五穀豊穣を祈念する神事“つぶろさし”を鑑賞、文化的な夕べを過ごしました。


 翌日23日は ...
 午前中、佐渡金山を見学。 従来の坑道内の作業だけでなく、近代鉱山の草分けとしての諸施設、例えば選坑場跡あるいは運搬施設等を見学し、ハード面とそこに携わった鉱夫等、人々の生活にちなむソフト面を知りました。 佐渡ではこれらの施設を世界遺産登録すべく活動中です。

 午後は外海府海岸の自然を周遊。 海岸のフィヨルド景観、花の盛りを過ぎて残念でしたがトビシマカンゾウの大群落地、その他、木下順二の戯曲“夕鶴”や森鴎外の小説“山椒大夫”にちなむ達者海岸などが印象的でした。

 23日の夕食時に鬼太鼓を鑑賞。 昨夜の能、民謡、神事を加えると佐渡の伝承芸能のかなりの部分を鑑賞したことになります。

      
                   
 翌日24日は ...
 もう一度佐渡の文化を探るべく佐渡博物館、佐渡歴史伝説館等を見学しました。
最後にトキの繁殖施設であるトキの森公園を見学し、今年の同期会佐渡旅行を無事完了しました。

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 7期同期会本番は23日の夕食時に行い、参加者の近況報告と来年の同期会旅行概要を決めました。 近況報告は健康上の話題が多くなり、中には同期会終了後に手術予定の方もおられ、お互い歳を自覚する場面もありましたが、来年度の武田信玄ゆかりの甲府同期会(幹事:大木、矢崎)での元気な再会を約束し、万歳で終了しました。

 この様な同期会が今後も出来るだけ長く続くよう念じつつ、二度の佐渡旅行幹事反省会@東京を重ね、ようやく本報告が完成いたしました。

平成25年OB会報NO44より抜粋