8・9期合同山行 女川応援
9 期( 昭和45年卒) 原田 博夫

2年半前の大震災で同期の藤中君が被災し、近年ずっと合同でOB山行を行っている8期・9期を中心に『藤中サポート』を立ち上げ、藤中を通じて、あるいは直接女川の復興を応援してきました。

今回の8・9期合同山行は、藤中が今年『NPO女川ネイチャーガイド協会』を立ち上げたこともあり、女川にまだ行ってない人もいるので宿泊や買い物をして応援したり、現状(復興状況)や自然を見るという目的で女川になりました。

参加者は 8期小笠原夫妻、根岸夫妻、前田夫妻、中里さん、水上さん、三原さん
      9期ケンチヨ夫妻、富川夫妻、石野、川田、桃谷、藤中、原田の18人。



 1日目の9月7日は12時19分浦宿駅(石巻線の現在の最終駅)集合の予定になっていたが、ケンチヨ車は車の不調で5時間位遅れそう、時間通りの人達は希望の鐘商店街(仮設商店街)にある藤中塾堂内で昼食の海の幸たっぷりの女川丼を食べた。

昼食後はまず地域医療センター(旧女川町立病院:港の正面の高台にあり海抜16mに建っているが、1階の約2mまで波をかぶっている)の駐車場から被害のあった建物や地盤嵩上げのために運搬され山積みされた土砂があちこちに見られる。その後、センターの後に続く急なコンクリート階段を登り熊野神社まで行く。遠くの島がかすんで見え、神社の脇から続く山道から藤中達が整備している草刈り機のエンジン音が聞こえてきた。

次に総合運動公園に行き、工事中の災害公営住宅(旧陸上競技場をつぶして建設、藤中は1次募集はずれ)や外観は他の仮設住宅より綺麗な2・3階建の多層コンテナ仮設住宅を見た。商店街に戻り、いくつかの店で土産の買い物をし、本日の宿であるトレーラーハウス宿泊村エルファロ(宿泊部屋・レストラン・事務所がトレーラーに車載され、震災で流された旅館主が理事長)に着く。ケンチヨ車も無事着いて、レストランで食前飲み会、食事の後1つの部屋に17人が集まってトリンケンミーティング。

トレーラハウス エルファロ (灯台)


 2日目は朝早くから2020年オリンピックが東京開催のニュースがもちきりの話題になったが、天候は雨、とにかく朝食を済ませ奥清水桜公園に移動し、『女川桜守りの会』がボランティアの方々と5月に植えた枝の先に鹿の食害防止のペットボトルをかぶった大漁桜の植樹地を見る、大きく育ちますように・・・。その後、商店街に行き、近隣の浜をドライブするグループと藤中が整備している33観音を巡り、熊野神社から照源寺に出るコースを歩くグループに分かれた。歩き始めは雨が降っていたが、だんだん小雨になり終点では止んでいた。照源寺からは商店街に戻っている前田さんに迎えに来てもらい、医療センターに乗り捨てた車を取りに行き、再び藤中塾堂に行き、予定では大六天山(440m)で食べることにしていたおにぎり弁当(これは商店街の洋品店ダイショウのママさん手作りの煮物付おにぎり)がおいしい。食後商店街をブラブラして「来年また会いましょう」と明日伐採作業を手伝う予定のケンチヨ夫妻・石野を残して各車出発。

最後に、コーヒーの差し入れをくださいました濱さん、雨天で外では飲めなかったので、みんなで分けて持ち帰り家でいただきました。ごちそうさまです。

女川桜守りの会の旗は7期からの寄贈



 追記:
個人的なことですが、高政でかまぼこの土産を買ったのですが財布を落とし、翌日電話をしたところ「駐車場に落ちてましたヨ、仮設商店街の交番に届けました」との返事、それを聞いて女川への印象がますます良くなりました。

平成25年OB会報NO44より抜粋