7期同期会
7 期( 昭和43年卒) 同期会幹事 (大木芳正・矢崎太造・藤森英和)

 恒例の同期会は富士山が世界自然遺産に登録されたことを受けて、10月3日から5日の2泊3日で富士周辺と石和温泉葡萄郷巡りで行いました。参加は合計14名でした。

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 初日10月3日は旅館集合として、それまでは各自それぞれ好みのコースで富士山を楽しんでもらいました。この日は全くの快晴で、暖かく気持ちのよい天気でした。伸びやかに広がった裾野から、青空に高く浮かぶ頂上まで間近にその勇姿を堪能することができました。時節柄全く雪のない富士山というところが若干物足りない印象は否めませんでしたが、一人聳え立つ様は霊峰と呼ぶにふさわしい優雅な姿でした。

山中湖からの富士山


 宿の部屋からは河口湖の向こう正面に富士山を見ることができました。湖面に漣が立って逆さ富士とは行きませんでした。露天風呂につかりながら夕日に赤く染まる富士山を眺める贅沢を味わうことができました。

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 4日は皆で富士4湖(山中湖を除いて)周遊をしました。前日と異なり曇りがちでなかなか富士山が姿を現してくれませんでした。千円札の図柄で有名なxxではしばらく頑張ったのですが、時々雲の切れ目から一部だけ姿を現してくれるのみでした。見えた部分を想像でつなぎ合わせると全体像ができるということで納得しました。意外と高く見えるのにちょっと感激でした。

 吉田の火祭りで有名な富士浅間神社本宮にお参りした後、名物のほうとうを味わってから御坂峠を越えて石和に向かいました。御坂峠から雲海に浮かぶ富士を期待したのですが全く雲の中。前日すべてを見せてしまったので、この日は恥ずかしがっているのか。峠では太宰治の「富士には月見草がよく似合う」の石碑をおとずれました。

 石和の宿では恒例の同期会本会。不幸にして御嶽山の噴火で命を落とされた方々に黙祷をささげた後近況報告など。今年は略還暦ですが、しばらく以前に斉藤(洋)君が亡くなった以外は、それぞれ何がしかの病と付き合いながらも何とか元気でいることを喜び合いました。年齢のなせる業か、二次会は健康的な時間で終了となりました。来年度の同期会幹事は菊谷さんで、千葉で行うことになりました。

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 最終日の5日は台風が近づき、朝からかなりの雨となってしまいました。雨の中ぶどう狩りをした後、ワイナリーに寄ってかなりの試飲をしました。台風の接近で天候の悪化が予想され、遠方に帰る人もいることからスケジュールを早々に切り上げて帰路に着きました。

平成26年OB会報NO45より抜粋