「旭日小綬章」を受章して 
7期(昭和43年卒) 上田 俊朗

 小生北海道登別市に在住しておりますが、現在コンクリート製品製造業を営む中規模企業に勤務しており、社歴は来年で創業90年になり三代目の社長を卒業し、四代目を息子が継いでおります。業界では全国規模の協会の副会長を経て、現在会長補佐を勤め、業界では一応名の通った会社であると思っております。

 公的には登別商工会議所会頭として5期13年勤めておりますが、地域経済発展のため商工会議所議員・会頭として長年貢献したとの評価を頂き、この秋の叙勲に際し「旭日小綬章」受章の栄に浴することができました。

 11月11日に経済産業大臣から勲記、勲章の伝達が有り、その後妻とともに参内、天皇陛下へ拝謁を賜り、帰ってまいりました。

 上田の父も叙勲されておりまして、父子二代にわたる慶事と地元でも喜んでもらっております。しかしながら会議所議員・会頭としての活動はまったくのボランティアでありまして、費用はすべて会社持ちであり、会社や役職員には多大な迷惑をかけてきたわけであります。この点、学術・官界や企業活動による叙勲とは性格が違うものと思っております。

 会頭職としてあと二年残っておりますが健康に気をつけ職務に精励してまいりますし、その後は今までできなかったことをボチボチ手がけていきたいと思っております。

 終わりになりますがOB諸侯のご多幸、ご健勝を祈念申し上げます。

平成26年OB会報NO45より抜粋