期合同山行 第15回 安達太良山
9期(昭和45年卒) 片野 雅至
     [参加者] 8期 8名 相原夫妻、前田夫妻、小笠原、根岸、水上、宮下(敬称略)
           9期 9名 伊藤夫妻、富川夫妻、石野、川田、原田、藤中、片野

2014年9月7日(日)、9月8日(月)

コース: 1日目 11:00福島県 磐梯熱海駅集合 沼尻高原ロッジ泊(温泉あり)
2日目 安達太良山 往復(奥岳ゴンドラ利用)15:00ゴンドラ駅で解散

15回目となるOB・OG山行の報告です。卒業30周年を記念して始まった山行は、9月の初めの静かな時を選び、今年も継続。いつもの顔、顔、顔で、恒例の行事となっています。今年は、総勢17名。

夜半に関東地方に降った大雨も午前中にはあがり、集合場所の磐梯熱海駅前は暑い位の陽射し。駅前の一角には足湯があり、地元の人達と一緒にしばしの休息である。近くのコンビニで昼食の調達。さて何処で食べようか? どこか景色の良い所でと車を連ねて走るが、結局本日の宿泊ロッジへ到着。

青空のもと、ロッジ入口に設けられたバルコニーのテーブルで昼食。差し入れの恒例?となっている鶏の空揚げが、今年も食べられた。

チェックインには早過ぎるので、車で10分程登り林道終点駐車場へ。ここから山道を散策、白糸の滝展望台へ。道沿いの木に奇妙な実が生っているのを発見。なんとコブシの実との事。5月頃の白い花は良く見るが、実を見るのは初めて人が多かった。木の名前の由来は、実が人の握りこぶしに似ているからとの事。

今日の宿泊は、沼尻高原ロッジである。登山家の田部井淳子さんが設立の温泉付の宿。早速、源泉掛け流しの温泉へ。内湯は体が温まっていないと熱くて入れず、外の露天風呂へ。青空を見ながらの風呂は格別である。

 大部屋に集まり、恒例の夕食前の宴会の始まりである。今回もこの集まりが一番盛り上がった。因みに、夕食後の第二弾は長旅?それとも高齢?で疲れが出たのか、何時になく早いお開きとなった。

 なおロッジの夕食は品数も多くおいしかった。朝食は簡単なバイキングであった。




 2日目は、いよいよ安達太良山登山の日である。最高の好天に恵まれた。昨夜は早めの就寝だったので、皆朝は早い。朝食前に、露天風呂である。沼尻高原ロッジから、北側の道路経由で山の東側の奥岳登山口へ移動。あだたら高原スキー場のゴンドラ利用のコースである。全員で楽しく登るのに最適なコースである。


 ゴンドラ山頂駅からは、整備された登山道で木道部分もあり、薬師岳展望台までは観光客でも行ける。その先は一応登山家の世界。少し大袈裟か。薬師岳展望台分岐を横目に、雑談をしながら緩やかな登り道を行くが、見晴らしは利かないコースである。その代わりと言う事か、山の花が出迎えてくれた。リンドウが次々と現れ、写真タイムである。

 仙女平分岐で左から県民の森登山道と合流すると、ここからは展望が開け山頂方面も見えてきた。ただここまででコースの三分の一位か。道は少しずつ急になって来るが見晴らしが良いので気持ちよく歩ける。皆マイペースで歩いているので、先頭集団と最後尾集団は、かなり離れてしまった。ただ、このコースならその様な歩き方もOK。

 山頂と思われる所が見えてくると、しばしの登りで安達太良の南側峠に到着である。早く着いた組は、早速1700メートルの山頂を往復、のんびり組も到着で、昼食タイムとなった。昼食は沼尻高原ロッジで作ってもらったおにぎり弁当である。ちまきも入っていて、おいしかった。差し入れのリンゴと梨も振る舞われた。


 ここからは、同じコースを下山。登りの時と同じ様に何組かに別れてのんびりと歩いた。ゴンドラ山頂駅に到着。お菓子等食べながら、しばしの休憩。皆がそろった所で、ゴンドラで山麓駅へ下山。

 来年も9月再会を約束して、ここで解散となった。

平成26年OB会報NO45より抜粋