11期の同期会 (乗鞍岳)
2016年 7月 9、10日
11期 (昭和47年卒) 横川 和明

 前回の「第1の仕事人生卒業記念同期会」でのリクエスト「次は2年後信州で会おう」に応え、今回の同期会は松本在住の柴田と50年振りに松本に戻った私が幹事を務め、乗鞍高原の「風のチムニー」という小さなペンションを貸し切って7月9、10日に開催しました。

 船の商談でノルウェーに出張し前回参加できなかった鈴木芳文は、その船の納期が逼迫し今回も参加叶いませんでしたが、残る全員、秋田、池田、柴田、鈴木(元)、園部、竹内、近田、仁藤、真鍋、前回から参加の野口、横川が参加できました。

 開催場所は、遠い人でも朝8時頃に家を出て翌日20時頃までに帰宅でき、体力の衰え甚だしい我々でも何とか登れる3000m級の山が有り、ゆったり露天風呂を楽しめ、煩い団体さんに悩まされない処、という条件で選んでみました。後から知ったことですが、宿の主人福島立實氏はNHKの日本百名山乗鞍岳の案内人、岩魚釣りの達人など結構TVなどで紹介されているようです。

 つい一週間前は崖崩れで乗鞍への道が2か所で不通、当日も朝まで雨、ヤキモキさせた天気だったが、我々の到着を待っていたかのように回復。

 時間距離で最も遠い秋田市からBMWを飛ばして来た野口が一番に到着。ラストは松本駅でタバコを吸っている間に電車に乗り遅れ、新島々まで柴田に車で迎えに戻ってもらった池田。現役並みに忙しい人、体調不良をおして参加してくれた人、全員揃って一安心。乗鞍高原には湯質の違う3つの源泉があるが、この宿の白濁の温泉はとても気持ち良い。


 翌朝の行動を確認し宴会スタート。持ち寄った各地の地酒、宿の主人が囲炉裏で焼いた岩魚が宴席を賑わす。前日から高熱を出し(本人曰く鬼の霍乱)残念ながら自分が釣ったものではないと申し訳なさそう。宴会の後は囲炉裏を囲んで恒例の近況報告。身体を病んだ話が多くなるのは年のせいか、仕事人生を全力で駆け抜けて来た代償か。

 いつもは日付が変わっても話が尽きない我々だが、明日の山登りをひかえ今回は早めにお開き。酔い覚ましにバルコニーに出てみると、星座も読み取れない程の満天の星。

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 翌朝、天気は上々、例年より雪解けの早い乗鞍の峰々を朝日が明るく照らす。宿の女将に頑張ってもらい6時過ぎに朝食。

 気分が良いのか高原散策の筈だった池田が畳平まで行くと言い出したため、股関節の手術を受けリハビリ中の園部と高原案内役の柴田も一緒に7時のバスで上がってもらうことに。

畳平に着く頃から変調をきたした池田を柴田に預け、近くを散策組と剣が峰挑戦組に分かれる。少々時間を費やしたためゆっくり周りの山々や足元の高山植物を愛でる余裕は無かったが、秋田、竹内、真鍋、野口、横川が3026mの山頂に到達。順番待ちにイライラしながら急ぎ証拠写真を撮り、慌ただしく来た道を戻り畳平で待っていた散策組と合流。嬉しいことに園部も魔王岳まで登れたとのこと。


 11時のバスで下山、上高地に寄って行くという野口と乗鞍高原で別れ、松本駅で散会。同じ方向に帰る近田、秋田等に池田を託す。

 秋田が予定の新幹線をキャンセルし上田の駅を降りるまで付き添ってくれ、知人宅に無事たどり着くことができたと池田から連絡が入る。

 奇跡とも言える好天と宿と皆の協力で山上の同期会を無事遂行することが出来ました。特に企画段階から的確なアドバイスを頂き、当日も世話役に徹してくれた柴田には感謝です。

 寄る年波を考えこれからの同期会は安全第一かな?

平成28年OB会報NO47より抜粋