50年振りの栗駒山登山
6期 (昭和42年卒) 加藤 邦明

 前日に須川温泉の栗駒山荘に泊まっていたので、朝食を摂って、準備体操後7時50分に出発した(晴れ・やや風)。須川温泉の駐車場を横断して、敷石舗装の登山道へ、蒸の湯、浄土平への分岐、名残沼、硫黄鉱山への分岐、苔花台分岐(三途の川コースへの分岐)と経由し、左下に地獄谷の剥き出しの岩肌を見ながら、登山道左側には「地獄谷には立入禁止」の看板、昭和湖には8:50に到着した(晴れ/曇り)。昭和湖の表面は、含有する硫黄粒のためか、日の光で微妙に白色〜空色と変化する。

 手入れが行き届いてステップは確りしているが、早朝の降雨のため雨水の溜まった登山道を登る。天狗平に8時47分(ガス・涼風)、右側からの強風の中、尾根筋をたどる。栗駒山頂には9時10分に到着し た。登山時間は2時間20分で、登山ガイドの標準時間の1時間50分とはかなり差があるが、70歳越えの歩行にしては、ま(^^) !そこそこであろう。

 南方海上から北上して迫りくる台風7号の影響か、山頂はガスが掛かって展望は思わしくない。南側の中央コースからの登山者も続々と増え始め、山頂の賑やかさも増してきたので下山とした9時25分。天狗平に9時42分(ガス)、昭和湖10時18分(晴れ)、登山時とは別コースの硫黄鉱山跡に12時12分、旧噴火口12時26分(晴れ)、栗駒山荘には12時36分に戻った。

 早速、栗駒山荘の硫黄色の濃いお風呂へ、2階の食堂で昼食を戴いて、次の目的地白河へ出発した。50年振りの栗駒山登山は、懐かしい青春時代を十分に思い出させてくれる旅でした。

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 栗駒の山頂をめざして

▲ 昭和40年5月 フリー member (敬称略)
加藤(3)、矢崎、石川、片岡(2)、杉本、幸英、中里、吉碩、相原(1)

▲ 栗駒山頂にて
(注) 現役時代の画像は、邦明さんの了解を得て webmaster が追加しました。  
平成28年OB会報NO47より抜粋