8・9期合同山行 第17回 二度目の女川 
− 藤中新邸見学・濱さんを偲ぶ会・黒森山登山 −
  9期(昭和45年卒) 伊藤 健一

2016年9月4日(日)、9月5日(月)
( 参加者 17名 )

  7期 ) 真尾さん
  8期 ) 濱さんの奥様、前田さん、水上さん、三原さん、三日月さん、中里さん、渡辺さん、守護さん
  9期 ) 藤中さん、富川さんご夫妻、石野さん、原田さん、桃谷さん、伊藤健一/千代子

 女川は2013年以来2度目になります。震災後5年半を経て、藤中さんの新邸が完成するお祝いと、2015年10月に亡くなられた濱さんを合同山行仲間で追悼すること、そして藤中さんが開拓した黒森山登山コースを登る、という盛り沢山の内容です。藤中さんへの支援を続けてきた7期の皆さんを代表して真尾さんが、また濱さんの奥様も参加され、賑やかなそしてしめやかな山行でした。

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 9月4日午後、既に開通している石巻線終着の女川駅に電車あるいは車で三々五々集結し、まず駅前商店街の一角にある洋品店&カフェの”ダイシン”さんで、製造中止となった最後の女川カレー(ホタテ入り)を味わい、藤中さんの新邸の見学へ。駅前の盛り土した高台の一番目立つ所が藤中さんの家で2階が塾。女川湾を見晴らす素敵な家です。聞けばキッチン周りの調度は7期の皆さんの寄付によるそうで、玄関には真尾さん製作の滝桜の絵も飾ってあります。一緒に暮らす予定の娘さんとの二世代ローンとのことでした。

藤中新邸から臨む黒森山 (2016.11.17 藤中facebook より)
https://www.facebook.com/ikuo.fujinaka

藤中新邸前にて

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 女川駅2階の温泉施設”湯ぽっぽ”に入ったり 駅前商店街を散策後、夕刻、宿泊先のトレーラーハウス村”エルファロ”のテラスにて、”濱さんを偲ぶ会”。前田さんの追悼の言葉の後、思い出話が始まり、濱さんの奥様が持参した遺品の地図には、ほとんどのルートが赤線が引いてある二口の地図などもあって盛り上がりました。思えば1998年に第1回の当山行が始まってから第11回まで、濱さんは毎年参加され、歩行困難な濱さんを支えることが我々の目的にもなっていました。原田さんが長尺の丸棒2本を持ってきて、濱さんを挟んで電車ごっこのようにして山道を登る工夫は出色で、代わる代わる交替してたことは忘れられません。こうした写真を 集めた資料を奥様にお渡ししました。 (pdf資料は コチラ

濱さんを偲ぶ会(前列中央が濱さんの奥様)
後列左から 桜井、藤中、石野、水上、三日月、中里、原田、三原、富川、幸英、富川奥様、守護、桃谷、伊藤
前列 前田、濱奥様、真尾さん     (8・9期敬称略)

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 夕食時、藤中サポート基金代表の桃谷さんから藤中さんへ、最後の支援金贈呈が行われました。 これまでの基金残金と本年5月に最後の支援要請を行って集まった支援金のすべてを手渡し、新邸 完成を機に基金を終了するのですが、桃谷さんから、今後の生活ならびに藤中さんの活躍を通しての女川町復興の一助になってほしい旨、希望が述べられました。2011年4月に始まった藤中サポート基金には、先輩・後輩を含む33名の方から計200万円近くの支援金拠出をいただきました。皆様にお礼申し上げるとともに、その気持ちが藤中さんに十二分に伝わっていると思います。

藤中サポート基金贈呈

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 さて、女川での藤中さんの活躍ですが、桜守りの会・桜咲く地蔵基金のほか、ネーチャーガイド協会等の活動を行ってます。昨年9月くらいから女川町の山々を巡るハイキングコースを作るべく、樹木・藪を伐採してのルート作りをしており、震災後に制定された三陸復興国立公園の北から南まで700kmを結ぶ”みちのく潮風トレイル”の女川町部分になるものです。ようやく出来上がった黒森山コースを登らせてもらうのが、今回のOB山行であり、途中、女川湾・牡鹿半島を見晴らす展望台が何箇所かあり、頂上からは仙台湾まで望めるのが目玉です。

黒森山展望台からの女川湾展望

 所用で帰られた真尾さん・渡辺さん・三日月さんを除くメンバーで、仮設住宅が並ぶ運動公園から歩き始めました。ガン闘病中の富川さんは第一展望台まで頑張り、その上の第二展望台でさらに数名沈殿、のんびり景色を楽しみます(私も沈殿組)。残るメンバーは401mの頂上を目指し切り開かれたばかりのルートを登っていきます。藤中さんの性格か、いや伐採の大変さ故か、急斜面でも直登ルートが多くて意外と大変かも。皆さん、それぞれ満足して、ダイシンさんに戻り、昼食後解散しました。

 女川の町は随分変わりましたが、まだまだ復興途上。山を削り盛り土をして造成地を造り、住宅・施設を建ててる真っ最中です。機会があったら訪ねてみてください。藤中さんのたまり場がダイシンさんです。来年は、幹事が原田さんに代わり、月山になるようです。
またの再会が楽しみ・・・皆さん、お元気で。

  本稿につき、藤中さんより皆様方へ下記のメッセージが寄せられております。

平成28年OB会報NO47より抜粋