ミャンマー旅行記
5期 (昭和41年卒) 真山 晃一

 昨年9月、50周年同期会を岳温泉で行ないました。(藤田さんが昨年報告)

 そのときの夜、幹事部屋にほぼ全員が集まり、酒を飲みながら大いに議論が盛り上がりました。その中で朝倉さんからミャンマーで沈下橋を作るのでぜひ見に来ないかと誘いがありました。また門屋さんからはいとこがミャンマー大使をやっていて一度遊びに来ないかといわれているとの話が飛び出しました。私もミャンマーはぜひ行ってみたい国でした。 ・・・・その後話は急転直下まとまり、12月8日〜14日の7日間ミャンマーを訪問、朝倉さんの活躍ぶりを見てきたので報告します。

 初日、門屋さんと私がミャンマーのヤンゴン空港到着、朝倉さんの出迎えを受け、その足で大使公邸に行きました。樋口大使は警視総監を務めたあとミャンマー大使になり3年目で夫人ともども大歓迎してくれました。その時の写真が下記です。子供のころ門屋さんが10歳年上で面倒を見たという間柄がきいて、美味しい食事をごちそうになりながら(おいしいお酒も)、朝倉さんのミャンマーでの活動をはじめ、いろいろ楽しい話題を話すことができました。一か月ほど前にアウンサンスーチーさんが日本を訪問したばかりなのでその時の秘話も話してもらいました。

ミャンマー大使館にて


 翌日は早速朝倉さんが作る沈下橋の建設現場に視察に行きました。(車で3時間ほどの田舎) 2日前に起工式を行ったばかりで、半年後には完成の予定だそうです。その時の写真が下記です。付近には小学校があり、子供も利用します。前に作った木橋は一年で流されたそうです。私たちがいた時にも牛車、オートバイが川を渡っていきました。

沈下橋の建設現場 私の持っているのが完成予定図
建設現場の川を渡るオートバイ。12月は乾期なので渡れます。
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3日目からは観光です。以下訪れた主な観光場所を写真で説明します。

ザガインにあるカウンムードー・パゴタ
朝倉さんはおっぱいパゴダと呼んでいます
古都マンダレーにあるクトードー・パゴダでの筆者
マンダレー駅前のお土産店で両手に花の門屋さん
ホッペに塗っているのは ”タナカ” (ミャンマー語ですよ)
ミャンマーが独力で作った全長3.5kmのパコック橋。(私の服装に注目)

バガンにあるサンセット観賞の名所、シュエサンドー・パゴダからの眺め
パゴダに登って緑の中に林立するパゴダ群を望む
この後夕日が沈む光景を観賞。ヨーロッパからの観光客も多かった

バガンから車で2時間、山の上に寺院があるポッパ山。山頂まで登りました

ヤンゴンで最大の寺院、シェダゴン・パゴダ


 朝倉さんがいろいろ案内してくれて本当に楽しい旅行になりました。大感謝です。

 その後、朝倉さんの作った沈下橋は5月12日に完成し、今日まで付近の小学校の子供たちをはじめ、現地の人々に愛用され、大いに役立っているそうです。この橋はYoma橋と呼ばれています。今年もさらに3つの沈下橋をミャンマーに作る予定になっています。

 さらにその後の計画として、ラオスなどにも水平展開を考えているそうです。今後の活躍を大いに期待しましょう。

平成29年OB会報NO48より抜粋