「樋の沢に集まれ」山行
21期 (昭和57年卒) 冨士原 康浩

 ワンゲル60周年記念行事の興奮も冷めやまぬ平成30年10月14日(日)、21期メンバーを中心に懐かしの二口「樋の沢」集中山行を行った。

 前日の2次会・3次会の疲れもなんのその、秋保ビジターセンター近くの駐車場に車をデポし、各人の体力に応じて、健脚チーム(21期の千田・石井・坂本・鈴木宏昌、22期の石川)は大東岳経由で「樋の沢」へ、年相応チーム(21期の植木・大江・冨士原)は、土屋教授(22期)に見送られて、沢沿いの道を「樋の沢」を目指して出発した。また、18期の笠原氏は単独で「樋の沢」を目指し、面白山高原駅(旧面白山仮乗降場駅)を出発した。

 年相応チームは、山を楽しむことに専念し、予定通り、「樋の沢」に到着。続いて、驚異的体力を誇る笠原氏が、予定通り南面白山を経て「樋の沢」に到着。健脚チームは、ほぼコースタイム通りで大東岳山頂に立ったものの、「樋の沢」への下りは日頃のトレーニングの成果が出ず、コースタイムの倍を要し、年相応チームと笠原氏の待つ「樋の沢」に下ってきて合流した。「樋の沢」のテンバには立派な小屋が立ったせいか、思いのほか狭く感じられたが、皆で、二次新でのつらくも楽しい思い出を語りあい、1年前に先に逝った櫻庭健年君(21期、理学部数学科卒)を偲んだ。

 笠原氏は、小屋で1泊し、翌日笹谷峠まで縦走し、関山に下山。健脚&年相応チームは、一緒になって、夕暮れ迫る中、秋保ビジターセンターに無事到着。下山後、秋保温泉の「市太郎の湯」で汗を流し、帰途に就いた。

 ワンゲル卒業以来、久々の二口は、紅葉が見ごろで、静かな山旅を楽しむことができた。

平成30年OB会報NO49より抜粋