60周年記念行事を終えて
TUWV60周年記念事業実行委員会委員長
5期 (昭和41年卒) 櫻 洋一郎

 TUWV60周年記念行事は平成30年10月13日懐かしき仙台の地で、来賓に鈴木ハツヨ先生をお招きし、歴代3部長にも出席いただき、144名のOB、OG、現役参加のもと盛大に開催されました。

 TUWV OB、OG数は創部60年にして555名となりました。50周年が行われた2008年はリーマンショックに始まった長い間の不景気の始まりの年でした。それから10年、景気のせいだけではないでしょうが、入部者数も極端に少なく入部者ゼロの年も続きました。そして今、景気回復の兆しの中、今年は6名の新人を迎えて部員は10名。現役も久しぶりに賑やかです。

 60周年事業をどんな集まりにするのか、が実行委員会の最初の議題でした。OB間では東京における恒例の新年会、仙台ではOB新人歓迎会がすでに定例化し、交流が続けられておりました。最近、ベテランOBと現役の間で沢登りのロープワークについての現場での指導、学習といった新たな交流が始まっています。これをきっかけにもっともっと現役、若手OBとベテランOBの様々な交流が深まればいいね、今回の集まりがそのきっかけになったらいいね!を、コンセプトにしました。

 第1部の講演会では現役の星優平前主将が部の活動状況を画像を交えて報告をしてくれました。続いて中堅の平塚晶人、星征雅の両氏がご自身の活躍の場での貴重な話をしてくれました。引き続き開かれた第2部の祝賀会で三人の講師と参加者との会話の中から新しい交流が始まったかもしれません。大いに楽しみです。

 残念なことですが今回、36期から56期までの参加者はわずか3名でした。30代から40代は勤め先でも、家庭でも一番頼りにされる年代であり、やむを得ないことですが、そのような方々も参加したくなるようなOB会となったらと、念じています。

 今回、現役の皆さんへは会費の中からささやかですが寄付をさせていただきました。備品の購入等、これからの活動に役立てていただけたら幸いです。

 最後になりましたが、この記念式典を実現できましたのは、OB会事務局佐藤拓哉事務局長のOB会組織の管理、運営、そして、唯一の通信手段であるメールアドレスを永きにわたって管理してくれている利根川敏さんの努力の賜物でありますこと皆様にお知らせし、お礼を申し上げたいと思います。

 70周年にお会い出来るか否かは神のみぞ知る。皆さんのご健勝を祈ります。

平成30年OB会報NO49より抜粋