雪深い津軽での生活が始まりました
22期 (昭和58年卒) 利根川 敏

 今年は、勤務先や生活拠点が大きく変わりましたので、近況報告をいたします。
 昭和34年生まれの私は平成最後の4月に60歳の定年退職をむかえました。令和元年5月には八ヶ岳のふもと茅野市に本社がある法人に新入社員として採用され、4日間の研修後、岩木山(青森県)のふもとつがる市にある法人に出向、現在は自動車部品(Siゴム製品)の製造会社で、70名ほどの社員と一緒にもの作りをしています。

 つがる市は梅雨がほとんど無く、夏もエアコンが必要になるのは1か月ほどです。お米や野菜をはじめ夏はメロンやとうもろこしが大変美味しく、日本海に面した鯵ヶ沢まで行くと新鮮な魚介類が手に入ります。また、相撲が大変盛んな地域で、会社はちびっこ相撲のスポンサーになっており、地方巡業で津軽に出向いた横綱の取り組みを目の前で観戦する機会もありました。通勤時間も車で5分、東京の生活に比べ自由時間も長く、定年後のスローライフを過ごすには大変恵まれた環境です。

 ただし、この快適な生活も11月までで、いよいよ12月からりんごの花が咲く5月初旬までは、雪と地吹雪に悩まされると思います。(冬の津軽は未体験のため、どんな事になるのやら。。。)つがる市での生活はまだ7ヶ月ですが、こちらで撮った四季の写真を4点掲載します。

 住まいは新青森または青森空港から車で1時間、太宰治や立佞武多(たちねぶた)で有名な五所川原までは20分、桜が有名な弘前城へも50分、JR五能線の陸奥森田駅から徒歩10分ほどです。津軽方面(つがる市森田町)にいらっしゃる機会がありましたら、ぜひご一報下さい。

 :岩木山と菜の花畑
 :ちびっ子相撲大会
 :リンゴの季節
 :雪の季節到来
令和元年OB会報NO50より抜粋