部長就任挨拶
22期 (昭和58年卒) 土屋 範芳

 本年(2019年)4月より,ワンダーフォーゲル部の部長を拝命した22期の土屋です(工学部卒,現在環境科学研究科).

 私が入部した昭和54年は,鈴木先生が部長で,その後,吉田先生,野家先生,植松先生と続き,私で5代目ということになります.学友会体育会系のクラブも,0Bが必ずしも部長を担うことが少なくなる中で,TUWVはOBが部長を続けていることは大きな誇りでもあります.

 私自身は,現役時代,沢登りに傾注し,夏合宿は,日高山脈,上越,また3年生の時も日高山脈の沢登りを楽しみました.現役当時は,クラブの有志で冬山登山も行われていました.4年生の最後に飯豊に挑戦し,卒業式前日の3月24日に下山し,ほほに凍傷を負ったまま,卒業式に出たことを今でも良く覚えています.自分自身の専門にも関係し,山登りの技術と気合いは,その後の研究者としてのキャリアに大きな助けとなりました.日本の南極観測隊員として南極に3度出かけております.その当時は山岳経験者が隊員に選考される例が多く,北大山岳部出身者などの猛者揃いでしたが,TUWVでの経験が大きく役立ったと思っています.現在は,プロの山岳ガイドがフィールド・アシスタントにつく例が多く,観測隊員自身の山岳経験は必ずしも必要ありませんが,それでも極地での生活への耐性という点では,山の経験は重要です.現在,第61次南極観測隊として,セール・ロンダーネ山地の地学調査が行われていますが,隊員5名のうち2名が当方の研究室の助教と元ポスドクです.昨シーズンから,彼らと八幡平などの冬山で訓練を重ねてきました,私自身は,冬はバックカントリースキー,夏は今でも沢登りを続けており,最近は,東北の虎毛山塊の赤湯又沢,虎毛沢に2年越しで挑戦し,ようやっと完登いたしました.

 また,本年は,1年生が17名入部(現在2名退部で15名在籍)するという快挙に恵まれました.訓練用のテントが足りないなど,うれしい悲鳴が上がり,急遽,0B諸氏に寄附をお願いいたしました.私の同期,またその前後数期の有志は,LINEでつながっており,またe-mailアドレスも把握されていて,比較的容易にコミュニケーションがとれています.0B諸氏の浄財により,無事訓練合宿等が乗り切れて,夏合宿も充実したと聞いております(このOB会報にも記事があると思います).

 学生の部活動は,学生の自治と自由意思で運営されるのが基本であり,TUWVは,特にその伝統が強く,教員もまたOBも現役の活動の後方支援に徹しておりました.今後もこの伝統を継承しつつ,現役諸君の活動の支援を進めることができればと思います.今後ともご支援,ご鞭撻のほど,どうぞよろしくお願い申し上げます.

 なお,寄附をいただいたOB諸氏のお名前と寄附年月日を掲載いたします.寄附総額は49万円に達しております.大変ありがとうございました.

2019/5/10  フジワラ ヤスヒロ 2019/5/16  タテヤマ アキノリ
2019/5/10  イシカワ ツトム 2019/5/16  マルヤマ タカシ
2019/5/11  ホンゴウ アキヒト 2019/5/17  ワガ ショウ
2019/5/12  キクチ エイイチ 2019/5/17  カワグチ ヒロキ
2019/5/13  オオエ ジュン 2019/5/17  カサハラ マサキ
2019/5/13  コマツバラ タク 2019/5/17  オオツカ キンヤ
2019/5/13  スズキ ヒロアキ 2019/5/20  セキ エイイチ
2019/5/13  センダ トシユキ 2019/5/20  マツバヤシ タカシ
2019/5/13  イシイ アツシ 2019/5/20  カネコ セイジ
2019/5/13  オヤマ シゲノリ 2019/5/21  ナガサワ(35期)
2019/5/13  テヅカ カズヒコ 2019/5/22  イトウ ヨウスケ
2019/5/13  ハセガワ マサカズ 2019/5/23  アイハラ シロウ
2019/5/14  ウエキ タカシ 2019/5/23  ナンジョウ ヒロシ
2019/5/14  ササキ アキラ 2019/5/23  ヒラタ コウイチロウ
2019/5/14  ミヤザキ コウジ 2019/5/27  オオタケ ビデオ
2019/5/14  モリタ ショウイチ 2019/6/27  サカモト ツトム
2019/5/15  オカザキ コエジ 2019/7/01  オオヤマ ユキノリ
2019/5/15  カワシマ ヨシユキ 2019/7/24  ウェダ トシロ
令和元年OB会報NO50より抜粋