TUWV 7期・岩手同期会記録
7期(昭和43年卒)矢後 素子

  日時 : 2019年7月10-11日
  場所:岩手県松川温泉一泊・八幡平散策・盛岡観光
  参加者 : 15名
        石川誠之、上田俊朗、上田博子、大釜寛修、大山幸則、菊谷清、国岡徹郎、高橋直樹
        手戸雅巳、原三郎、藤森英和、真尾征雄、村山貞一、矢後素子、山口正雄


 昨年11月半ば、仙台組3人(国岡さん、手戸さん、真尾さん)と幹事役の矢後が仙台駅近の居酒屋に集まり、「次期同期会は松川温泉一泊旅行」と決定した。以後、仙台組に加えて菊谷さんの援助もいただき、旅行会社に相談しながら計画を作成した。

 今年6月から7月にかけて、全国的に雨降りの日が多い天候だったが、幸い、岩手は雨が少なく、良い天気の日が続いていた。7月10日、この日も太陽の光がまぶしいくらいに照っていた。遠くは北海道や長野から、あるいは首都圏、東北から三々五々、松川温泉に集結した(盛岡から路線バスにて約2時間、一日3本のみ)。

 早めのバスで来たグループは、松川地熱発電所(日本初の地熱発電所)のミニ資料館を見学した。宿は3軒あり、地熱発電所に一番近い峡雲荘に泊り、白い湯の温泉に癒され、大いに飲み食い歓談、四方山話に夜が更けていった。真尾さんから、今年のワングル部員数、夏合宿予定、OBによる支援などについて報告があった。来年の同期会幹事は、国岡さんにお願いすることになった。プロ写真家並みの腕前の手戸さんが集合写真を撮影。

松川温泉にて(撮影:手戸)

 翌7月11日8時半、宿の前で写真撮影後、貸し切りバスにて八幡平へ出発。頂上近くのレストハウスで一旦下車後、約一時間、頂上付近の散策。ハクサンチドリが咲き、ウグイスが盛んに囃っていた。わずかな雪を残した北東北の山の雰囲気を味わうことができた。

 再びバスに乗り、岩手山焼き走り溶岩流見学へ。「焼き走り」とは、1732年(享保16-17年)岩手山東側山腹に噴出したマグマが固まった地形。長さ3.4km、最大幅1.1kmにわたって真っ黒な大小の塊りがゴロゴロしている。草木もごくわずかしか生えていない。奥に宮沢賢治の詩碑「鎔岩流」のある展望台があるが、今回は時間がなく行けなかった。

 昼食は小岩井農場での野外BBQ。BBQに皆テンションが上がってしまい、肉やビール・ワインのお代わり続出。その後、約30分バスに乗り盛岡へ。まず、「先人記念館」へ。米内光正、新渡戸稲造、金田一京助をはじめとする盛岡出身の偉人たちの足跡を見学。

 つぎに、江戸時代南部藩の歴史を展示している「盛岡歴史文化館」へ。学芸員やボランテアによる興味深い解説に感謝。最後に、駅前居酒屋で盛岡二次会をし、同期会のすべての行事を終了した。翌日ゴルフ予定の5人は電車で安比へ向かったが、残念ながら翌日は雨。しかし、雨の中ながら健闘したとのこと。

 来年は福島に集まる予定。今年参加できなかった仲間たちとも来年は会えますように。

令和元年OB会報NO50より抜粋