「アルペ・アドリア・トレイル」紀行
10月１日 〜 10日
８期（昭和44年卒）三日月 道夫
　オーストリア最高峰グロースグロックナーからスロヴェニアを経て、イタリアのアドリア海へと至る全長750kmのロングトレイルが「アルペ・アドリア・トレイル」です。オーストリアの高峰群、スロヴェニアのユリアン・アルプスの迫力ある岩峰と渓谷、イタリアのアドリア海と、国ごとに特徴ある風景を楽しみながら歩くことができるコースですが、今回はその中で特徴のある何ヶ所の山々を歩いてきました。
　＊ イタリアのベネチアから入り、スロヴェニア、オーストリアの山麓を移動して、オーストリアのミルシュタット湖へ、裏山ヘハイキングし展望を楽しみました。
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　＊ オーストリア最高峰グロースグロックナー（3,798m）展望台へ。幸い、雲間から山々も姿を見せてくれました。展望台で山頂を展望し、聖なる血の伝説が残るハイリゲンブルートの村までを歩き、厳かな雰囲気の教会でお祈りしました。
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　＊ オーストリア南部ケルンテン州第二の都市フィラッハに連泊で滞在しながら、地元で人気のドブラッチュ山（2,166m）の登山を楽しみました。木々の隙間からアルプスらしい岩山がのぞき、周囲をぐるりと見渡す好展望を楽しむことが出来ます。南側にはイタリア、スロヴェニアの険しい岩山、東側にはフィラッハの街や湖水群をー望することが出来ました。
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　＊ オーストリアから国境を越えてスロヴェニアヘ、つづら折りの道をヴァルシチ峠（約1,620m）へ。紅葉を楽しみながらやや急な斜面、展望のよいゆるやかな草原帯を登り、好展望の台地スレメ（1,900m）へ。ヤロヴェッツ（2,645m）など360度のスロヴェニアの名峰を展望できました。
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　＊ スロヴェニアからイタリアに入り、横方向に重なる地層が見事なチマ・ディ・テラロッサ（2,420m）山頂を目指します。標高差約900mを登りきり山頂にいる間には運よく晴れて、素晴らしい山岳風景を楽しむことが出来ました。最後はアドリア海を望むイタリアの街トリエステ近郊でのハイキングをして終えました。
令和元年OB会報NO50より抜粋