津軽での生活が2年目になりました
22期 (昭和58年卒) 利根川 敏

 昨年5月に青森県つがる市に赴任し1年7か月が過ぎました。近況報告をいたします。

 今年は、新型コロナウイルス蔓延の影響もあり、出張はZoom会議に、東京に住む家族との会話もスマホのTV電話になるなど、青森県の県境を越える機会がほとんど無くなりました。また、4月以降は自動車部品の注文がぱったり無くなり、月曜と火曜の2日だけ働き、水曜から金曜は工場帰休、(週末を含め5連休)、こんな生活が1か月以上続きました。(会社はもちろん大赤字です)会社経営が気になるところですが、5月からは自由時間がたっぷり出来ましたので、ほとんど旅行者のいない青森県の主要観光地を車で走りまわりました。下北半島(大間崎、尻屋崎、寒立馬、恐山)、津軽半島(竜飛崎、十三湖、奥津軽今別)、八甲田山、十和田湖、おいらせ渓谷、八戸(種差海岸)、白神山地(十二湖、青池)、青森市、弘前市、地元つがる市など、青森県の観光ガイドに記載された場所は、この1年でほぼ制覇したと思います。

 津軽地方を紹介する4点の写真を掲載します。順に、春の弘前城(弘前市/お堀の桜)、初夏のベンセ湿原(つがる市)、秋の大銀杏(深浦町/国内最大級)、冬の弘前城(雪灯籠祭り)です。いずれも自宅からは車で1時間以内の場所にあり、それぞれ季節を感じさせてくれる場所です。

 60歳を過ぎ、単身で津軽地方に赴任することは大きな判断でしたが、青森県は、自然との距離が大変近く、四季の食材も美味しく(しかも安価)、日帰り温泉も沢山あります。時間がゆっくり流れ、人が少なく混雑もほとんど無いなど(コロナ時代には安全安心)、落ち着いて仕事に専念し、ゆっくりと日々の生活を楽しむには良い条件が沢山そろっています。

JR五能線の陸奥森田駅から徒歩10分ほどの場所に住んでおります。津軽方面(つがる市森田町)にいらっしゃる機会がありましたら、ぜひご一報下さい。



弘前城(弘前市/お堀の桜)



ベンセ湿原(つがる市)



大銀杏(深浦町/国内最大級)



弘前城(雪灯籠祭り)

令和2年OB会報NO51より抜粋