7期生の近況報告 (オンライン7期)
7期 (昭和43年卒) 真尾 征雄

 期では、令和月に会津で同期会を予定していた。國岡徹郎君が幹事長で詳細な計画ができ、東山温泉での会食に期待を膨らませていた。ところが新型コロナウイルスの感染が拡がり、延期せざるを得なくなった。会津での同期会を早くしたいと思っているが、いつになるか全くわからない。

 当分リアルでの再会はできないようだから、メールで近況報告しようと呼びかけた。外出ができないでいる仲間から近況が届いてきた。ある時上田俊朗君から、「近況報告をまとめて文集を作ろう」と提案があり、上田君が「私が作る」と名乗り出てくれた。

 2月下旬、同期の山口正雄君の訃報が届いた。3日通夜、日告別式。新型コロナの感染もまだそれほどひどくはなく、同期人が参列し出棺時に部歌「放浪の歌」で見送った。

 上田君作成の近況報告集は山口君追悼集として6月に郵送されてきた。17人から原稿が寄せられカラー印刷で42頁の素晴らしい冊子で、良い記念品を作ってくれたと感謝している。編集後記に上田君がこんなことを書いているので紹介しよう。

《集まった同期の近況報告を見ていると人生の一端が見えてくる。山、桜の花、庭造り、合唱、料理、絵画、撮影、ペット、健康、家族等への愛情、愛読書、地元での活動などなど、今まで知らなかった部分も見えてきて大変興味深い。新たな発見がまた新たな交流を生むかも。》

 月、コロナ感染は全国各地で拡大し、後期高齢者には巣ごもりする日が続いた。そこでオンライン飲み会をしたいねとの話が持ち上がった。この方面に強い大釜寛修君が世話人を買って出てくれた。「オンライン期」と名称も決め月回行うようになった。はじめは要領がわからず苦労したが次第に慣れ、10人近くが参加し飲みながらおしゃべりを楽しんでいる。これなら遠隔地の人も、闘病中の人も、移動が難しい人も懐かしい顔を見ながらマイペースで参加できるので、高齢者には好都合なシステムである。同期の高橋勝也君が月に亡くなったことを喪中ハガキで知った。同期では誰も葬儀に出られなかった。11月のオンライン期で高橋勝也君を偲びたいと思っている。

 以上、7期生の近況報告です。後期高齢者となり各人それぞれどこかに心身の疾病を抱えています。このコロナ禍で巣ごもり状態がずっと続いていますが、7期生はみんな前向きに生きています。コロナのおかげでかえって絆が強くなったように感じます。

令和2年OB会報NO51より抜粋