津軽での生活が3年目になりました
22期 (昭和58年卒) 利根川 敏

 青森県つがる市に単身赴任し、3回目の冬をむかえるところです。近況報告をします。

 今年も新型コロナウイルス蔓延の影響で、出張や外出を避ける日々が続きました。このため、元旦に家族と別れてからは、7月と11月に東京へ戻っただけで、青森県に留まる生活が続いています。家族との会話はスマホのTV電話とLine、仕事の打ち合わせもメールとZoomになりました。

 幸い、自動車部品の生産は、昨年7月を底に急回復し、順調な会社経営が続いています。60名ほどの小さな会社ですので、会社経営も3年目に入ると、経営上の急所も十分把握できる様になり、8時前に出社し、夕方5時過ぎには帰宅する生活が続いています。通勤は車で5分ですので、自宅で過ごす自由時間もたっぷりあり、映画を見たり読書をしたり、ゆったりとした生活を満喫しています。

 昨年春に始めたフルート練習が現在も続いており、出勤前に毎日1時間フルートを練習する日々が1年半ほど経過しました。中学校の吹奏楽部なら2年生に相当し、Netの伴奏でレパートリーが広がっています。(青春の輝き、アメージンググレース、北の国から ....等)

 若い頃は、登山にバスケットボールと体育会系一筋でしたが、60歳を過ぎて音楽に目覚めた感じです。ある大学の先生が、「受験科目以外の教科が得意なほど人生が豊かになるものだよ....。」と言っていました。体育(ワンゲル、バスケ、自転車)、音楽(フルート)、家庭科(お料理、縫物)、美術(写真)など、これに飲酒と友人や家族との語らいが加われば、申し分の無い人生になります。

 せっかくの近況報告ですので、写真を2点加えます。青森のお酒と言えば田酒、酒蔵(写真1)は青森市北部にあります。また、観光名所は桜の弘前城。お花見の後半になるとお堀には桜の花びらが舞い落ち一面ピンク色に染まります。地元では花筏(はないかだ)と呼んでいます。(写真2)どちらも自宅から車で1時間ほどです。JR五能線の陸奥森田駅から徒歩10分ほどの場所に住んでいます。津軽方面(つがる市森田町)にいらっしゃる機会がありましたら、ぜひご一報下さい。

 (写真1)酒蔵『田酒』 http://www.aomori-sake.or.jp/kuramoto/denshu.html
(写真2)弘前城のお堀をピンク色に染める花筏   
令和3年OB会報NO52より抜粋