現役生の近況と私のキャンプ三昧
29期 (平成2卒) 田原 誠

TUWVの現役部員たちの活動は、2021年になって学友会の部活動が少しずつ解禁の兆しを見せていたため、それまでのオンラインでの勉強会などだけでなく6月から一次新、二次新をスタートさせていた。

夏合宿についても、知床半島P、北アルプス(乗鞍岳)P、四国縦走P、粟島Pと4パーティを編成しプレ山行を行っていたようだが、ご存じの通り第5波の爆発的な感染拡大の影響を受け残念ながら夏合宿中止という判断に至っていた。

今年の11月27日には後期総会がオンラインで開催され、ここ2年ほどは私も参加させて頂き現役部員の様子を伺って交流を楽しみにしていたのだが、今年は所用で参加できなかったため彼らに(画面を通してでも)直接声を掛けることは残念ながら出来なかった。

ワンダーフォーゲル部の活動を通して繋がった仲間との山行や、その後の長年にわたる交流を現役部員の方々に味わって欲しい、そのためにも一日でも早く通常活動が再開できることを願わずにはいられない。

さて、最近の私の趣味のひとつで優先順位が上がりつつあるのがソロキャンプである。アニメやヒロシのおかげで市民権を得てきたソロキャンプだが、私はその影響というよりは子供も成長して家族キャンプが無くなり仕方なくひとりで…という事情であった。

コロナ禍の影響もあってキャンプ場はどこも活況を呈しており、いいキャンプ場はなかなか予約が取れない。それでもさすがに晩秋になるとだいぶ落ち着いてくるのだが、最近は中に薪スト―プを設置したトンガリ屋根のワンポールテントが流行して季節関係ない。

東北でも通年営業のキャンプ場が増えてきており、冬キャンプが手軽に楽しめる状況になって来たのは大変ありがたい。ワンゲルの山スキーPで培った雪上テントの技術?がここにきて役に立ったが、最近は電源付きサイトも多いのでテント内に電気暖房器具を持ち込めば一酸化炭素中毒の心配も無く至極快適である。今まで、『電源付キャンプなんて邪道だ!』と息巻いていたが、利用してみると案外悪くない、というより非常にいい。

最近は自分の時間も増えてきたので、これからも夏から秋は中古オフロードバイク(学生の頃先輩が乗っていたヤマハXT250を入手!)でツーリングキャンプ、冬はSUVでスノーキャンプを楽しみたい。

仙台市近郊、笹谷峠手前の川崎町にある『るぽぽの森』キャンプ場にて
令和3年OB会報NO52より抜粋