北八ヶ岳の横岳
6期(昭和42年卒) 加藤 邦明

 2020年、ハイキング気分で大菩薩嶺に行った折に筋肉痛で湿布を利用したので、年齢も考慮して、片道1時間程度の救護ヘリを呼ばなくて良さそうな楽ちん登山を心がけるようになった。2021年9月に八ヶ岳でも堂々とロープウェイが利用できる北横岳に行った。

 降雨の中を自家用車で出発した。中央自動車道路の談合坂サービスエリア付近から曇りになって、カーラジオやスマホの予報では八ヶ岳は「風はあるが晴」と出た。走っているうちに、晴れてきたので、八ヶ岳パーキングエリアの多機能トイレで登山用の服に着替えた。北八ヶ岳ロープウエイ麓駅には、10時前に到着した。

 登山の準備をして、10時20分発のロープウエイに乗車し、山頂駅を10時30分発、坪庭を経由して、急傾斜登山の手前の木橋で一休息、三ッ岳分岐、北横岳ヒュッテを横目で見て、北横岳南峰には11時45分に到着した。北峰からは浅間山、荒船山が良く見えた。山頂は風が強いので、12時には早々に下山とした。ヒュッテ、三ッ岳分岐、麓の橋、坪庭(風強い)、ロープウェイ山頂駅には13時15分に到着した。

 途中で花の写真やらの時間もあり、YAMAKEI on line map の設定どおりの時間であった。山小屋へのボッカと思われる一人を含めて、すれ違ったのは十数名で、天候にも恵まれた静かな山旅であった。

北横岳北峰にて
令和3年OB会報NO52より抜粋