現役生の近況報告
29期 (平成2卒) 田原 誠

昨年度より新型コロナ感染症の対応が緩和されたことにより対面でのワンゲル行事が再開されたため、在仙OBとして現役部員の行事には極力参加するようにしていました。

今年度は仕事の都合で前期総会や夏合宿の出発式、最終ワンなどの行事に参加することが出来ていませんでしたが、去る12月10日(日)に仙台市内の居酒屋で開催された後期総会に参加しましたので近況報告投稿致します。

まず、昨年度まで部長をされていた22期の土屋範芳先生が八戸高専の校長として赴任さされたため、現在は副部長だった35期の長澤淳彦先生が部長に就任され、副部長には38期で理学部の教員として仙台に戻って来られた安中さやか先生が副部長を務めておられます。部員は4年生2人、3年生5人、2年生3人、1年生4人の合計14人で、合宿等の活動をしているのは3年生以下の12人です。コロナで活動が制限される直前に瞬間風速的に大量入部した年や以前の活発だった年代に比べると減ってはいますが、全体で数名だった頃を考えると一定の活動の継続が可能で落ち着いた感があります。

今年の夏合宿は、日数は3〜4泊と減っているものの、@南アルプスP(縦走)、A南会津丸山岳P(藪漕ぎ)、B白神山地P(縦走・藪漕ぎ)と3パーティに分かれて活動していました。想定外の藪に苦労したり、天候の悪化のためエスケープしたりと色々とあったようですが、事故等もなく無事下山でき、それぞれ思い出深い充実した山行になったようです。それにしても、山域の選び方や藪漕ぎ志向などかつてのワンゲル精神(?)が受け継がれていることが少々頼りなくも嬉しく感じました。 

総会では活動内容を聞くだけでなく、部室での装備の扱いについてのOBの方からのご指摘や、OB会からの支援要望検討についても伝えました。今後も現役生からの要望に応じて活動を支援したり在仙OBとしてOB会と現役の橋渡し等が出来ればと考えております。

差し当ってはコロナでこの数年間開催できていなかった在仙OBの対面での集まりを年明けに再開したいと考えておりますので、またご報告させて頂きます。

後期総会の様子( 左手前が筆者、その奥が長澤部長、右手前が安中副部長 )

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   【 鎌倉山のロープワーク講習 】(8期 佐藤拓哉)
   今年も4月1、2日の二日間、現役3人に作並の鎌倉山でロープワーク講習を行いました。
   来年もまたやりましょう。
   懸垂下降、リード&セカンドのビレイ、登り返し、ロープを使った高巻き など。
令和5年OB会報NO54より抜粋