TUWV第7期 卒業30周年記念同期会に寄せて
7期( 昭和43年卒) 上田 俊朗
 卒業30周年の同期会を、平成9年11月8日に、山形県上山温泉でひらくこととなりました。何名の人達に会えるか今から楽しみであります。平成元年には20周年の同期会を宮城蔵王山麓・遠刈田温泉で開きました。

                 (中略)

 「そんなにお前はなぜ嘆く。草のしとねに寝転んで……」
 若い頃は”何とまあ、悠長な歌詞だな”と思っていましたが、今では”そんな風に時間を過ごしたいな”と感じられます。がむしゃらに行動できた時代も懐かしいですが、年齢に伴う心境の変化は恐ろしいものです。

 さて、そんな“違いが判る男と女”になってくると、自分たちの楽しみ以外のものに眼を向けるのは当然と言えるでしょう。今の私達にとってTUWVは遠い過去であって、現実的なつながりは何―つありません。周年行事に参加して一夜を過ごして、“また次、5年後ネ”と別れるだけではちょっと足りないような気がします。私達が30年間持ち続けられたTUWVの想い出を現役の後輩達におすそ分けできないものでしょうか。今回の30周年の会合でそれについて話し合ってみたいと思っております。
平成9年OB会報NO28より抜粋