朝日そして飯豊 | ||
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約20年前に本格的に山歩きを再開して以来、TUWVの現役時代に最も思い出に残る山、飯豊連峰と朝日連峰をまた歩きたいとずっと思っていた。ただ、両方とも避難小屋泊まりとなることと、公共交通機関を使って登山口まで行くのは難しいと考えて、あこがれのままで過ごしてきた。しかし、歳70才を越え、なんとしても行きたいという思いが強くなり、登山口へ行く方法をネットで調べたところ、何とか行けることが分かり、厳しい山歩きになることを覚悟で行ってみることにした。 昨年の夏、朝日に出かけた。左沢から朝日鉱泉への乗合バスを利用して朝日鉱泉に泊まり、朝日鉱泉から鳥原山・小朝日岳経由で大朝日小屋に一泊、2日目は稜線を行ける所まで往復して大朝日小屋に二泊目、3日目に中ツル尾根を下って朝日鉱泉へ、さらに自宅までという計画を立てた。 しかし実際には、 竜門山までは行きたかったが、それが叶わず、また8月に入っていたためか、花の数が少なかったのが残念だった。しかし、朝日連峰の片鱗を楽しむことができ、特に大朝日岳から見た以東岳までの稜線のながめはすばらしかった。 |
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大朝日岳から北を望む | ||
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今年の夏は飯豊に出かけた。飯豊は、磐越西線の山都駅から川入集落までバスがあり、切合小屋では食事を出してもらえる。川入へのバスに東京からでは間に合わないので、山都駅からタクシーで川入に入って民宿に泊まり、民宿の車で登山口まで送ってもらい、三国岳経由で切合小屋まで行き一泊、2日目は飯豊本山経由で御西岳からさらに主稜線を行ける所まで往復して切合小屋に二泊目、3日目は往路と同じルートを下り、さらに自宅までという計画を立てた。 1日目の登りでは地蔵山との鞍部から三国岳への登りが岩稜のきつい登りで体力を消耗し、その後の稜線の登り下りが辛かった。 切合小屋から先の飯豊本山を中心とした稜線は思っていた通りのゆったりとした稜線で気持ちの良い稜線歩きを楽しんだ。しかし、主稜線がずっとガスの中だったため、お花畑咲く主稜線の写真を撮るという目的は叶わなかった。 |
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飯豊の稜線 | ||
両方もう一度行きたいという思いが強いが、年ごとに体力が落ちているので、厳しそう。 |
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