佐藤良子さん(オギャー)を偲んで | |||
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今年の3月1日、拓哉から、良子さんの訃報が入る。ここ数年、彼女は病と懸命に闘い、拓哉はそれを全力で支えてきた。結婚50周年を目前に、入院中の彼女に高価な指輪を贈ったことも、2日前に東大病院から、地元の病院に転院していたことも、拓哉からのメールで克明に伝えて貰っていた。言葉に表せないほど、残念で悔しい。 彼女は小柄で、どちらかというと寡黙で、どことなく気品があり、誰からも好かれ、学生の頃から親しみを込めて「オギャー」と呼ばれていた。 結婚後何年かして、私の故郷横須賀に拓哉と居を構えた。東京湾に面し、近くに猿島、対岸に房総半島が望める馬堀海岸に。この海岸は私が子供の頃、海水浴で遊んだ処。その当時は何も無い寒村だったけど、今はエキゾチックな町並みに変わっている。彼女はその馬堀海岸を「日本のコートダジュール」と呼び、愛してくれていたとのこと。元住人としては嬉しい限りです。 現役の時、一緒した山は少なく、4年時の夏合宿後の尾瀬縦断が印象に残っている。卒業後8・9期合同OB山行には何度か来てくれていた。最近、自宅で永年溜めこんだ写真を整理していたら、2005年の尾瀬OB山行写真が、しかも拓哉と二人の写真が出てきた。 |
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尾瀬小屋にて(2005/9/10) | |||
尾瀬ヶ原(2005/9/11) | |||
幸い子供達、孫達も近くに住んでいる、日本のコートダジュールで。 |
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日本のコートダジュール | |||
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