期合同山行 第22回 吾妻浄土平・土湯温泉
8期 (昭和44年卒) 三原 健治
参加者 10人  8期 小笠原、守護、根岸、前田夫妻、三日月、宮下、三原
 9期 石野、原田
 日 時  2024年9月8日(日)〜9月9日(月)
 宿泊場所  新野地温泉, 秘湯の宿「赤湯好山荘」
コース 1日目  JR福島駅(電車組ピックアップ)→ 兎平P集合(車組電車組合流)
 浄土平・吾妻小富士・釜沼 周辺散策・一切経往復(健脚組)
 → 兎平P集合 → 赤湯好山荘(宿泊)
2日目

 赤湯好山荘 → 土湯の女沼、仁田沼のブナ林散策

 仁田沼駐車場にて解散

  9月8日(日)

 関東地方はこの日最高気温が30℃を超える真夏日との予報。浄土平の天気予報は曇り時々雨。福島駅で三日月さんに電車組(宮下さん、三原)ピックアップしてもらう。
福島駅から兎平駐車場に向かう途中、吾妻小富士が雲の合間から見え天気は持ちそう。
兎平駐車場に10:30 頃福島ピックアップ組到着。 
既に小笠原さん、根岸さん、守護さんらが既に到着していた。

 浄土平は曇り。雨は降っておらず気温24℃と、歩くのに丁度よい天候。兎平からは浄土平、東小富士、鎌沼、一切経等を幾組かに別れて散策と昼食。小笠原さん、宮下さん、私は鎌沼へ。ムラサキリンドウが道のところどころに咲いて夏の終わりを告げていた。鎌沼(写真1)は散策する人も少なく、静かな沼で小雨に濡れて沼の周りを歩くのに気持ちの良い所でした。鎌沼をぐるりと回って一切経への登り道と交差する近くで元気よく降りてくる三日月さんに会う。一切経往復をしたのは彼一人でした。

(写真1)鎌沼

 2時過ぎに参加者10名が散策を終えて兎平駐車場にそろい、今宵の宿泊、新野地温泉, 秘湯の宿「赤湯好山荘」に向かう。
「赤湯好山荘」は2021年2月の福島県沖地震で建物全壊、本日泊まるのは2021年7月再開し新築3年の建物。山小屋風の作りで女性に人気の落ちついた宿。
現在は5部屋で運営中。今晩の宿泊客はわれわれだけで、貸し切り状態。

ここでは露天風呂(硫黄泉、白湯)と内風呂(炭酸鉄泉、白湯)の2種類の源泉を楽しめるとのこと。夜になると露天風呂には熊が出るとの事でまずは露天風呂で汗を流す。

それからはいつものコース、食前酒、談笑、夕食、二次会。
二次会では小原さんからブラジルの土産話を聞く。

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  9月9日(月)

(写真2)好山荘の前にて 玄関右側にある狸の瀬戸物は、震災でも壊れずに残ったもの


 
天候は霧、雨は無く涼しく気持ちよい朝を迎えた。「赤湯好山荘」の玄関前で記念撮影(写真2)し、土湯温泉に向かう。

 土湯温泉の仁田沼駐車場に車を置いて、霧の中を女沼に降りる。女沼からは整備された遊歩道(一部階段)を歩く。女沼に沿って30分ほど歩き、そこからやや急な坂道を登り「思いの滝」が見える、滝見台ベンチへ。
ブナの原生林と杉の林に囲まれた遊歩道を歩き仁田沼へ。遊歩道の案内板には「マイナスイオンいっぱいの森林浴が体験できる」と書かれていた。仁田沼は「沼」というよりは「湿原」、ここで休憩後、仁田沼駐車場に降りる。(写真3,写真4) 
他のパーティには誰にも会わず、霧の中を約2時間の静かな散策を楽しみました。

 また来年皆元気で集まれる事を祈念して、11:00 仁田沼駐車場にて解散。

(写真3) ブナの原生林の中を仁田沼へ
(写真4) 仁田沼

 今回の参加者は10名とこれまでになく少なくなった。
これは本人および家族の事情でやむを得ないと思う。私自身は今回なんとか皆について行くのがせいいっぱいで、体力の衰えを感じさせられました。
来年も参加できるように体調管理・維持に十分に注意しようと決意を新たにしました。

 幹事の石野さんには大変お世話になりました。有り難うございます。

令和6年OB会報NO55より抜粋