幾久会(4期)50周年記念会
4 期 (昭和40年卒) 平塚 征英  

第4期(S40卒)は卒業時には19人だったが、5年前に久保田君が、又、3年前に鈴木君が亡くなり、音信不通の伊勢君と三人が欠けて、16名になってしまった。

幾久会50周年記念会は、蔵王ロイヤルホテルで平成27年10月8日に開催した。

同期会は ・・・
      10周年の泉ヶ岳
      20周年の秋保温泉
      25周年の宮城蔵王
      30周年の作並温泉
      35周年の鎌先温泉
      40周年の須川温泉
      ワンゲル創立50周年に合わせた43年目の上ノ山温泉
      45周年の熱川温泉
      48年目の九州旅行に引き続き、今回で10回目となる。
      皆勤賞は八木一人だけ。

参加者は、幹事役の白井が3日前に緊急入院したため、秋葉・及川・島崎・関川・竹井・野村・平塚・緑川・八木の9名となった。常連の小原は都合が付かず不参加。

少し早い新幹線で仙台に来て、宴会前と2次会用の酒とツマミを準備し、送迎バス乗り場・さくら野百貨店前に来ると、懐かしい顔がだんだん集まってきた。

ホテルには15時前に到着し、次のバスで来る八木以外の8人が揃い、温泉に入ったり、缶ビールを飲みながらの歓談が始まって。

宴会前の記念写真

  18時からの宴会は、記念写真を撮ってから平塚の司会で始まった。最初にH.25.2.12に亡くなった鈴木重雄君の「家族を支えてくれて ありがとう」で始まる家族の心がこもった会葬御礼を紹介し、故人を偲んで皆で黙祷を捧げた。

乾杯の挨拶は関川で、鈴木の思い出を色々と話してくれた。ご家族のこと・トレーニングの亀岡神社の階段のこと・歌舞伎のこと・くずらんこ のことなど。

近況報告では、病気や怪我・健康・自動車事故のこと、家族・マゴのこと、趣味や地域活動のことなど色々あった。病気なし・色々なガン・リウマチ・血栓・声帯、怪我を何回も、止まっている車に追突・事故で救急入院しガンが見つかった、畑作業・歩く会・お遍路・世界遺産ガイド・植物観察会・まだまだ山登り・地元の町づくり、etc.

二次会はカラオケ部屋が予約済で、殆ど全員が持ち歌を色々と披露。現役時代にはアカペラで歌っていたせいか、皆さん結構お上手でした。部屋の暖房が不十分で寒いくらいだったが、八木の真似をして費用を値切る事も。

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今回は2日目の計画は特に立てず、宿についてから検討しようとのことだったが、タクシー代を掛けてのお釜見物も面倒とのことで、平塚提案の路線バスを使って仙台市荒浜地区被災地を4人で訪問することになった。

全員が予定より早い送迎バスを利用することになり、今回も車で来た及川に見送られてホテルを出発し、仙台には10:40頃には到着した。

行き当りばったりの計画だったが、荒浜地区は深浦行きバスで終点から3つ手前の南長沼バス停から歩けば20分で海岸まで行けるとの事。

バスを降りると、遠くに荒浜小学校が見えるだけで、約800世帯・2,700人の集落は何も残っていない。荒れ地に伸びた雑草の間を良く見ると、土台の基礎コンクリートが方々に見え、ここに集落があったとは想像が出来ない位だった。

荒浜小学校

 仙台駅にバスで戻り、地下の食堂で昼食後に皆さんと別れ、幾久会50周年記念会は無事に終了した。 開催日3日前に入院した白井は、その後手術をして無事に退院したとの事でした。
平成27年OB会報NO46より抜粋